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2021-07-02 12:11:00

 

東京都が接種希望調査を開始も 接種時期は調整中

東京都は各種学校認可の日本語学校や専修学校等における教育関係者を対象に、新型コロナワクチンの優先接種を行う。すでに都生活文化局私学部が各学校に対して接種希望者の調査を始めた。対象はこれら私立学校で生徒等と接触機会のある教職員で、初めてワクチン接種を受ける人。自治体から接種券が届いていない場合でも接種が可能だという。接種場所には都庁展望室ワクチン接種センターなど、都内3か所が想定されている。

都では今後、各校から接種を希望する教職員数を5日までに回答してもらい、後日、接種枠の割り当てを通知する。ただ現在、国によるワクチン供給には遅れが生じており、具体的な接種の開始時期については調整中で、希望してもこれら会場での接種が受けられない場合もあるとしている。またワクチンは現時点ではモデルナ製が予定されているが、こちらも今後変更の可能性がある。

 

※留学生は居住地自治体か大学拠点接種で

一方、留学生のワクチン接種については、本人が住民登録をしている地方自治体から接種券が届くので、居住地住民と同様に所定のスケジュールに沿って接種を申し込むか、あるいは文部科学省が推進中の「大学拠点接種」会場を活用するのが最もオーソドックスな方法となる。この他に留学生によっては、「アルバイト先で職場接種を受けないか聞かれた」とか、「東京五輪にボランティアとして参加するため、優先接種の対象となった」ケース(いずれも都内留学生)も出ている。

★日本語能力試験 海外でさらに中止の会場

7 4日に国内外で行われる日本語能力試験(JLPT)で、新型コロナウイルス感染症の影響により、ロシアのモスクワとイルクーツク、及びモンゴルのアルバイヘールの3会場が、追加で中止されることが決まった。中国は中止の広州を除く44都市で、韓国も全24都市で全て実施される見通し。

また日本国内では茨城県水戸市内で試験会場となっていた高校で感染者が出た影響により、施設の貸出が不可となり、同会場で実施予定の試験が中止されることも決まった。追試験は実施されず、受験予定者には受験料を返金するという。

★「留学ネット」で就職支援情報など配信

 日本学生支援機構(JASSO)は今月から、外国人留学生を対象に就職情報や来日後の生活に役立つ情報を盛り込んだ「日本留学ネット」をフェイスブック上に開設した。かつて日本に留学していた元留学生の活躍ぶりも伝えていくという。アクセス先は下記の通り。

https://m.facebook.com/jasso.japanalumniglobalnetwork

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