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2022-04-01 12:27:00

   2022年度第1回目となる619日の日本留学試験(EJU)の応募者数が判明した。日本学生支援機構(JASSO)によれば、日本国内は11688人、国外が5702人の計17390人となっている。日本国内の実施地域別では東京都(7829人)の受験者数が最多で、大阪府(1047人)、京都府(781人)等が続く。国外会場は韓国・ソウル(2335人)と香港(1398人)が多く、韓国・プサン(491人)や台湾・台北(350人)、モンゴル・ウランバートル(217人)も一定数に上る。

 EJU6月試験は今月11日までで応募受付を終了しており、520日に受験票の発送を予定している。

 

★上海の外出制限 留学予定者にも相応の影響

 

中国・上海市において、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けた厳格な外出制限が行われている状況を踏まえ、松野博一官房長官は331日の会見で、「帰国を予定していた在留邦人にも影響が出ていると承知している」とした上で「在上海日本国総領事館から上海市当局等の関係部局に対して、在留邦人の市内への移動等について累次に渡り働きかけを行ってきている」ことを明らかにした。

 

同問題を巡っては、中国内から日本など海外へ出国予定の留学予定者らの「足」にも影響が及んでいる。近く日本留学を予定していて訪日ビザを申請中だという学生の母親は、本紙に寄せた連絡で、「自宅のあるエリアが封鎖されていて、空港へ行くのはおろか外出もできない」と述べ、子女が予定通り出国できるか不安な胸中を語った。

 

一方で、コロナ感染がそれほど拡大していない北京市や南部の広東省など上海以外のエリアでは、中日間の航空便の座席確保が難しい状況は続いているものの、いわゆるロックダウン的な外出制限は行われてしない。日本政府も、中国全土からの入国者に対する現行の検疫措置を維持する方針を先に表明済みだ。

 

水際措置を再度見直し インドネシアとイランが自宅等待機に

 

政府は水際対策に伴うオミクロン株の指定国・地域を41日から再度変更し、インドネシアとイランからの入国者を従来の検疫所指定施設での3日間待機から、自宅等における7日間待機へと変更した。これに伴い、日本入国時に検疫所指定施設で待機が必要なのは、韓国、ベトナムなど下記の8か国となった。

 

検疫所の宿泊施設での3日間待機措置の対象国・地域 (8か国)

 

エジプト、韓国、サウジアラビア、スリランカ、トルコ、パキスタン、ベトナム、ロシア全土

 

ERFSによる新規入国希望者向け「受付済証」の発行件数 約333千件

 

331日:3093件(18時までの日計)

330日:3761件(最終)

35日間累計:333641

 

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