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11月13日に行われる日本留学試験(EJU)で、日本国内における試験会場が決まった。今回も北は北海道から南は沖縄まで、全国25会場で実施される。
試験の応募者数が1万2143人と全国最多に上る東京都では、8箇所の試験会場が設定された。東京大学(教養学部駒場キャンパス)、明治大学(駿河台キャンパス)、立教大学(池袋キャンパス)など都心部の大学キャンパスが多く、23区外では電気通信大学や中央大学など3箇所。
東京都のほかに複数の試験会場が設定されたのは福岡県(2会場)のみで、他の15道府県はいずれも単一会場となった。1459人が応募している大阪府は大阪大学(豊中キャンパス)で、また991人が応募の京都府は京都大学(吉田キャンパス・吉田南構内)でそれぞれ行われる。
※日本留学試験【11月】国内試験の実施会場
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/eju/examinee/site/nov_in_japan.html
★「特定技能」 ベトナムからの来日ペース減速が鮮明に
出入国在留管理庁によれば、今年7月中に新たに来日した外国人の内、在留資格が「特定技能1号」の人は1604人に止まった一方で、「技能実習」は1万2610人に上っているが、いずれも来日者の出身国別内訳が判明した。「技能実習」はベトナムが5218人で引き続き最も多く、以下、インドネシア(2681人)、中国(1279人)、フィリピン(1099人)の順に多い。一方で「特定技能1号」は全般的に低水準ながら、今年に入って以降、インドネシア出身者が最多で推移していて、7月も659人と、特定技能の身分で新たに来日した人の4割を占めている。一方でベトナムは162人と、減速ぶりがより鮮明になってきた。「特定技能」でインドネシアの他に多いのはフィリピン(323人)、中国(150人)など。
2022年1月から7月までの「特定技能1号」の来日者数を集計すると1万1036人で、出身国別ではインドネシア4296人、フィリピン1935人、ベトナム1665人、中国1168人等となる。2021年までは一貫してベトナム出身者が最多を占めていた。
★日韓、人の往来活性化への期待を共有
――岸田首相、韓国首相と懇談―-
岸田文雄首相は28日、故安倍晋三元首相の国葬儀に参列のため、日本を訪問している韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相による表敬を受けた際の懇談で、摩擦が続く日韓関係を健全な関係に戻し、さらに発展させていくため、外交当局間の意思疎通を加速化させる必要性で一致した。
外務省によると、双方は日本政府が10月11日からの再開を発表した短期滞在者向け査証免除措置の適用など、一連の水際緩和措置が、日韓間における人の往来の活性化に繋がることへの期待を共有したという。
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