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2023-05-25 12:57:00
今年1月から3月までの3か月間に、「留学」の在留資格を取得して新たに入国した外国人が、2万5千人を超えたことがわかった(2万5261人)。昨年の同時期に比べ1万人以上の増加で、コロナ禍における水際緩和から1年が経過した後も、引き続き留学生の入国は順調に推移していることが裏付けられた。
出入国在留管理庁の速報値をもとに集計したもの。3か月間に来日した留学生を出身国・地域別にみると、中国(大陸)が7564人でほぼ3割を占めたほか、韓国(3461人)、米国(2020人)、台湾(1668人)、ベトナム(1532人)、ネパール(861人)、ミャンマー(774人)、フランス(653人)、ドイツ(466人)が多い。その他の国では、インドネシア(414人)、タイ(412人)、モンゴル(408人)、マレーシア(385人)、イタリア(330人)、スリランカ(321人)などで、ロシアからの留学生も239人に上る。
また中国からは上記のほか、パスポート表記で「中国香港」が589人、「英国香港」が75人の計664人が来日している。
なお3月単月の「留学」新規来日者は2万1070人で、水際緩和が行われた直後の昨年同月(1万4810人)との単純比較で4割強増えた。出身国・地域別内訳は中国(6523人)を筆頭に、韓国(3154人)、台湾(1561人)、米国(1313人)、ベトナム(1241人)等が多い。
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