インフォメーション
今月から新年度明けにかけて、留学生らの在留資格変更や期間更新等、在留諸申請が増える時期に入るが、出入国在留管理庁は申請時に提出する本人の顔写真について、改めて注意を呼び掛けている。
顔写真には指定された規格があり、▶本人のみを撮影、▶正面を向き背景がない鮮明なもの、▶所定のサイズや寸法通り、▶提出日から6か月以内に撮影、等の要件を全て満たす必要がある。一方で、平常の表情と著しく異なっていたり、横向きだったり、眼鏡のフレームが顔にかかっているなどの写真は、容易に人物を特定できないため不適切とされている。
また最近は、アプリ等であらかじめ画像を加工した顔写真の提出が増えていて、入管庁ではこれについても提出不可としている。例えば画像処理等により目を大きく見せる、美白処理する、或いは顔パーツを修正する等して、本人のイメージを変えることは認められていない。加工した顔写真を在留カード等に使用すれば、身分証明書として使用できなかったり、場合によっては偽変造を疑われたりすることにもなりかねないためだという。
なお、所定の規格を満たさないと判断された場合は、写真の撮り直し・再提出を求められるので、申請時には注意が必要だ。
★2025年度のEJU受験案内を掲載~JASSO
日本学生支援機構(JASSO)は、2025年度の「日本留学試験(EJU)」に関する受験案内を公式サイトに掲載した(下記リンク)。実施概要はすでに昨秋発表されており、同年度の試験は第1回試験が6月15日、第2回試験が11月9日の各日曜日で、出願受付期間はそれぞれ2月10日から3月6日までと、7月7日から7月31日までとなっている。
25年度からの主要な変更事項は、①出願受付の締切日が、曜日基準で1日早い木曜日に変更、②試験の成績公表日が前年度より同2日前倒し、③国外受験者向けの紙の成績通知書郵送を行わず、国内受験者同様EJUオンラインによる公表のみ、④国内試験会場の「京都府」を「京都府又は滋賀県」に変更、⑤成績の公表時間を午前0時から午前10時へ変更、の5点となる。
特に②の発表日前倒しに伴い、25年度第2回試験の成績公表日は12月17日となり、12月は21日頃から年末年始に入る教育機関が多いため、大学等による早期の成績照会手続きにはプラスに作用しそうだ。
なお、海外会場(13か国・地域17都市)や試験科目の時間配分・得点範囲等には、今年度からの変更事項はない。
↓↓「日本留学試験(EJU)」受験案内はこちら!
2025年度日本留学試験(EJU)第1回受験案内(国外受験用)[日本語版]
2025年度日本留学試験(EJU)第1回受験案内(国外受験用)[英語版]
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