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2025-04-17 15:17:00

 

日本を訪れる外国人のインバウンド需要が、今年もさらに拡大の様相を見せている。2025年の1月から3月までの第一四半期中、新規で日本へ入国した外国人の数は9633597人で、1千万人に迫る水準となったことが分かった。昨年の同時期は約787万人であり、単純比較すると22%増、実数で約175万人増えている計算になる。中でも1月と3月は単月で300万人を超えており、入国者数が今後も同様のペースで推移した場合、年間4千万人の大台に近付く可能性が出てきた。

 

第一四半期の新規来日者を出身国・地域別の内訳(概数)でみると、韓国が2446千人で最も多い。2位の中国大陸は1865千人で、これに台湾(1563千人)、中国香港(617千人)、英国香港(17千人)、中国その他(マカオ等:25千人)も含めると、いわゆる中華圏が来日者全体の4割を占める。米国は696千人で、上位から4番目に多かった。

 

これらのほか、同時期における新規入国者数が単一国で10万人以上となっているのは、タイ(355千人)、オーストラリア(309千人)、フィリピン(19万人)、マレーシア(188千人)、シンガポール及びカナダ(各15万人)、英国(11万人)等となっている。

 

なお上記の数値には、短期で日本を訪れた外国人観光客のほか、留学や就労等、中長期間の在留を目的として新たに入国した外国人も含まれている。

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