インフォメーション

2025-05-08 13:39:00

JASSO「日本人学生留学状況調査(2023年度)」結果〜

 

日本の高等教育機関に在籍する日本人学生の内、2023年度中に海外の大学等で留学を開始した学生の数が9万人近く(89179人)となり、前年比で5割強(約31千人)増えたことが、日本学生支援機構(JASSO)のまとめで分かった。日本人学生の海外留学者数は2017年度から19年度までの3年間、毎年10万人を超えていたが、新型コロナの感染拡大により202021年度は激減し、22年度にようやく回復へと転じていた。23年度の数は、日本人学生の海外留学がコロナ禍前の水準まで戻りつつあることを示した形だが、ここ数年の円安ドル高傾向や直近における物価高が留学の重しとなっており、日本政府が掲げる派遣目標の達成は容易ではなさそうだ。

 

JASSOの同調査では、国内の大学、短大、高専、専門学校と諸外国の教育機関等との協定に基づき行われた日本人学生の留学のほか、協定等に基づかない場合でも在籍校において把握している留学を同様に対象としている。

 

調査結果によると、日本人学生の海外留学先別内訳では米国が13517人で最も多く、オーストラリア(9163人)、韓国(8384人)、カナダ(7621人)の順に多い。英語圏が主流を占める構図は変わらないが、22年度は4位だった韓国が8割増でカナダを上回り、留学先トップ3に入った。アジア圏では韓国以外に台湾の人気も高く、前年度比2.8倍の5048人で5番手に位置する。一方で、中国大陸への留学者数は3133人で、実数は大幅に回復しているものの、国・地域別では9位と台湾を下回る。さらに英国(5037人)やフランス(3022人)等の欧州諸国のほか、タイ(4396人)、フィリピン(3200人)といったASEAN諸国への留学生も一定の水準に達している。

 

留学先での専攻分野別では人文科学が全体の5割(44746人)と圧倒的に多く、社会科学(8635人)、工学(8381人)、保健(4938人)が続く。留学期間では比較的長期の「6か月以上1年未満」と「1年以上」の合計が全体の14%(12542人)に止まり、2割を上回っていた前年度より7ポイント減少した。男女別では、6割強を女子学生が占めている。

 

一方、大学等で把握している範囲で日本人学生の海外派遣数が特に多いのは、立命館大学(2120人)、関西学院大学(2081人)、早稲田大学(1986人)の3大学で、いずれも国立の東京大学(1935人)や京都大学(1663人)等を上回る。私立大学ではさらに明治大学(1656人)や同志社大学(1330人)、東洋大学(1299人)がこれに続く。協定等に基づく海外留学に限ると、関西学院大学(1755人)が全国最多だった。

*****************************************************************************

★「留学生受け入れガイドブック(第9版)」発刊!お申込受け付け中‼

受け入れから在学中の生活指導、卒業後の進路フォローまで網羅した、留学生指導の決定版!直近の制度改正に関する法令解説も充実。各教育機関様でご活用いただけます‼

出版物のご案内とお申込|公益社団法人東京都専修学校各種学校協会

*****************************************************************************

【主要大学の2026年度留学生募集情報!】

 

★明治大学 2026年度外国人留学生入試説明会(625/Zoom開催)情報

オンライン大学説明会【外国人留学生】 | 明治大学

 

★立教大学 

進学相談会・大学説明会情報(2025年度開催分)を更新しました | 立教大学

 

★江戸川大学 

外国人留学生サポート|江戸川大学

 

★国士舘大学 オープンキャンパス2025のお知らせ

オープンキャンパス|国士舘大学

 

★早稲田大学 2026年度外国学生のための学部入学試験

(日本語による外部試験・外国語外部試験・選考方法について)

01_2026Gaikoku_Schedule.pdf

***********************************************