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2021-09-16 14:20:00

~日本政府の留学生受入れ再開見据え 感染リスクの最小化が狙い~

 

中国駐日本大使館教育処は、世界各国の教育機関が新学期を迎えたのに合わせ、主要国の新型コロナウイルス感染症対策や入国手続きに際しての注意事項を留学予定者向けにSNSなどで発信した。この中で日本については、入国前72時間以内のPCR検査陰性証明書や入国後のPCR検査、及び14日間の自宅待機等が引き続き求められているものの、現状では日本政府が留学生の入国制限をまだ解除していないことに言及。留学予定者に対しては、今後の受入れ再開を見据え、渡日前に新型コロナワクチンの接種を中国内で済ませておくよう促している。その理由としては、目下、日本国内のワクチン接種体制が需要に追い付いていないことや、日本政府が中国製の不活化ワクチンを承認していない現状を挙げた。来日後に留学生が中国製ワクチンの接種を希望しても、事実上不可能な状況であり、早めの対策による感染リスクの最小化が望ましいとの判断とみられる。