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2021-11-26 10:45:00
厚生労働省は留学生等、新規で入国を予定している外国人に関して、受入れ責任者が「業所管省庁」に「審査済証」申請を行う際の電子申請窓口を設けた。「入国者健康確認システム(ERFS)」と呼ばれる新たなシステムでは、受入れ責任者が申請後に入国予定日など入力情報の修正を行なうことも可能になる。審査済証の発行等も、全てERFS上で行われるという。
ERFSの利用には事前に所定のサイト(https://entry.hco.mhlw.go.jp/)よりログインIDを申請する必要があり、審査には数日間かかる見通しだ。EメールでID、パスワード、証明書が届いた後、証明書ファイルをPCにインストールするとログインが可能となり、情報登録後に「業所管官庁」に申請を行う流れとなる。待機機関終了後の報告も同システムが活用でき、もし入国後に本人が健康確認を怠るなど違反がある場合には、入国者健康確認センターからEメールで通知が届くという。
また文部科学省によれば、留学生の新規入国申請でERFSを利用する場合は、活動計画書、入国者のパスポートの写し、在留資格認定証明書(写)を電子システム上で提出し、その他の内容は、システムから入力する形となる模様だ。待機期間短縮のためのワクチン接種証明書(写)については、同省に事前提出する必要はない。文科省では12月1日までは従来の方法による申請も受理するが、今後は可能な限りERFSを利用した登録・申請を行うよう呼びかけている。
(留学生新聞ニュース)