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〜過去最大規模、水際緩和後の2か月で6万人超える〜
今年4月の一か月間に、日本へ新規で入国した留学生が4万6889人に上ったことが、出入国在留管理庁のまとめでわかった。新型コロナウイルス感染症の蔓延以降では単月で最も多かった2020年11月の2万920人を倍以上も上回り、コロナ禍以前を含めても過去最大規模の留学生入国ラッシュとなった。
水際緩和が行われた当月の3月(1万4810人)と合わせると、直近でのべ6万1699人の留学生が新たに来日したことになり、在留資格認定証明書(COE)を交付済みの待機留学生の内、早期来日を希望していると政府が見込んでいた約11万7千人の内、半数を超えたことになる。
一方、4月中には留学生の他に、技能実習生(3万7689人)や特定技能外国人(3692人)なども相当数が来日していて、短期滞在(1万5598人)やその他の在留資格者(2万471人)を含めると、計12万4339人の外国人が新規入国しており、この数は前月(4万8418人)比で2.5倍を超えている。
また在留資格を所持する外国人の再入国者は3万3219人でほぼ前月並みだった。日本人帰国者(10万1504人)を含めた4月の入帰国者数は25万9062人となり、前月より約8万6千人増えた。
★韓国を3日間待機国から除外~本日0時より
政府は本日(17日)0時より、検疫上3日間待機が必要な「変異株に対する指定国・地域」から韓国を除外した。入国時の検査で陰性が確認された場合には、検疫所長が指定する場所での待機や入国後3日目の検査をいずれも求めない。これにより韓国からの入国者は、原則として入国後7日間の自宅等における待機へと直接移行できる形となり、入国時にワクチンの3回接種済み証明書を提示すれば自宅等待機も免除される。
韓国からの外国籍入国者については、4月最終週(24-30日)の空港検疫における検査で、検体数2254件に対し陽性17件で陽性率が0.75%と1%を下回っていた。
これにより「3日間待機」の対象国はラオス、パキスタンのアジア2か国と、エジプト、ブルガリア、南アフリカ、ロシアを合わせた計6か国となる。
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