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2022-07-14 14:30:00

 

2022年度の第2回目となる日本留学試験(EJU)の出願受付が、今月4日から始まっている。目下、留学生募集を行う主要大学等の大半が、出願要件として事前にEJUの受験を求めており、進学を希望する留学生は進路の選択肢を広げる意味でも受験しておくことが望ましい。

 

特に今年度に関しては、2月末まで新型コロナウイルス感染症に伴う入国制限措置が採られており、EJUが実施されていない中国からの来日者等は、311日に出願が締め切られた第1回試験を、受験していない人も相当数に上るとみられる。第2回試験の試験日は1113日だが、出願締め切りが729日と非常に早いので、留学生や教育機関関係者は注意が必要だ。日本国内の出願は、全て「EJUオンライン」を通じて行う。

 

※ロシアは11月試験も中止が決定

 

EJUの実施元である日本学生支援機構は、1113日に行う2022年度第2回試験で、当初予定していた国外の実施会場の内、ロシア・ウラジオストクでの実施を中止することを決めた。6月試験に続き、今年度は同地で試験が行われないことになる。

 

長引くウクライナ危機を受けて、ロシアにおける日本語試験等は当面実施の見通しが立たなくなっており、日本語学習者への中長期的な影響は避けられない情勢だ。国際交流基金が海外で行う日本語能力試験(JLPT)も、ロシアの全会場における今年12月の実施が、未確定扱いとなっている。

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