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政府は今月11日以降の水際措置として、ワクチン接種証明書(3回)を提示可能な入国者に対し、入国時の新型コロナウイルス検査を一律免除するが、この際に有効とされるワクチンの中に、中国メーカーが開発した不活化ワクチンなど3種が含まれることが正式に決まった。
厚生労働省検疫所によると、有効なワクチン接種証明書として、新たに追加されたのは下記の3種となる。
①シノファーム(中国医薬集団)・北京生物製品研究所の「Covilo BBIBP-CorV不活化新型コロナワクチン(ベロ細胞)」
②シノバック・バイオテック(科興控股生物化学)の「コロナバック(CoronaVac)新型コロナワクチン(ベロ細胞)不活化」
③カンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)の「コンビディシア(CONVIDECIA)
この内、①、②は3回接種が要件だが、③については初回接種に限り1回の接種で2回分相当とみなす運用が行われる。
またすでに認められているファイザー、モデルナ、アストラゼネカなど上記とは異なるワクチンを、1-3回目に組み合わせて接種した場合も、有効と認められる。
なお、入国者の滞在国・地域別区分で現在「青」区分となっている中国は、すでに有効なワクチン接種証明書の提示により、出国前・到着時とも検査が不要となっている。
★空港検疫の陽性者 9月は減少に転じる
厚生労働省によると、日本入国時の空港検疫で9月中に新型コロナウイルス検査を受診し、陽性が判明した人は587人で、内訳は日本国籍者が214人、外国籍者が373人だった。いずれも8月(日本国籍者348人、外国籍者514人)との比較で減少に転じている。国際的に感染者数が漸減傾向となっていることが背景にあるが、日本国内の検疫措置が段階的に緩和されていることも要因の一つだ。日本政府は6月以降、入国前の滞在国・地域ごとに感染リスクに応じて入国者をグループ分けし、ワクチン接種証明書の提示で到着時検査を不用とする運用を始めており、現状では大半の入国者に対して検査が実施されていない。
★都行政書士会がマイナンバーカード申請をサポート
~11日に東京・外国人在留支援センターにて~
出入国在留管理庁からの情報によれば、東京都行政書士会では10月11日に、外国人在留支援センター(FRESC/フレスク)において、マイナンバーカードを申し込みたい人の相談受付と代理申請を行う。申込に際し持参が必要なのは、地方自治体から発送された「QRコード付きマイナンバーカード交付申請書」と、本人確認書類(在留カード、運転免許証、パスポート等)。写真は当日会場で撮影するという。
※日時:10月11日(火) 12:40~16:50
※申請場所:外国人在留支援センター(FRESC/フレスク)
https://www.moj.go.jp/isa/support/fresc/fresc_4.1.html (アクセス)
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