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2024-08-19 14:36:00
今年7月の1か月間に、日本へ新たに入国した外国人の総数が300万人を突破したことが、出入国在留管理庁のまとめでわかった(304万3659人)。月間ベースで過去最高の数とみられる。2023年の年間累計では約2375万人、単月平均では197万人となっていて、7月の新規入国者数は昨年の単月平均値を百万人強上回る。
新規入国者の数はピーク時の2019年には年間約2840万人まで達していたが、翌20年以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大幅に落ち込み、入国制限が緩和された22年から回復へと転じた。2024年は年初から7月までの累計ですでに2千万人に迫っており(1945万7611人)、このペースが続けば年間3千万人超えが確実な状況だ。
7月の単月における新規来日者を出身国・地域別にみると、最も多い韓国が74万6465人で、以下、中国大陸(64万7919人)、台湾(51万8374人)、中国香港(27万839人、※ほかに「英国香港」4979人)、アメリカ(24万6702人)等が多い。ベトナムは3万429人だった。
なお上記の数値はいずれも観光客を含めた全ての「新規入国者数」の累計値であり、観光庁が別途公表している訪日外国人者数(訪日外客統計)にはカウントされている再入国者の数は、含まれていない。
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