インフォメーション

2024-08-22 14:12:00

 

~日本語教育機関等で利用できる「グループプラン」開始!~

 

日本語学習者向けの読み物サイトである「日本語多読道場」が、このほどリニューアルし、新たに公開された。各日本語レベルの計350点を超える文章が蓄積されており、学習者にとっては新鮮で読みごたえのあるコンテンツを通じて、日本に関する幅広い知識を得ながら、日本語の読解力を高めることができるのが魅力だ。同サイトは留学生の間でも好評で、当初から根強いリピーター層をもつ。日本語教育機関や大学等で日本語指導にあたる教職員にとっては読解の授業や試験対策に活用できる余地が大きく、運営元では全てのコンテンツにアクセスできるサブスクリプションプランのサービスを開始した。

 

「日本語多読道場」は、文字通り「多く読む」ことで日本語に親しみ、日本語力の向上につなげてもらおうと、日本語教材の「くろしお出版」が20213月から運営を開始した。各読み物のレベルは、日本語能力試験(JLPT)を基準にN1からN5までコンテンツごとに表示していて、学習者が個々の興味や学習到達度に合わせて選べるよう工夫されている。さらに各読み物にはルビと音声がつき発声練習や聞き取りにも活用できる点や、N5よりレベル的にやさしい内容を「N6」として独自に収録している点も特筆される。

 

各コンテンツのテーマは日本の地理、歴史、文化、食、動物等、多岐に及んでおり、またアニメやスポーツ、観光、料理等、特に外国人の間で人気の高い項目等で検索が可能なタグ機能も付いていて利便性が高い。最近の新しい読み物の中には、今月までパリで開催されていた「オリンピック」や、学習者の間で疑問に思われることが多い日本語によるモノの「数え方」を取り上げた文章が掲載されている。また「日本の1年」のようなシリーズものや、災害をテーマとするもの等、授業以外のオリエンテーションや生活指導で役立つ内容も盛り込む。

 

同サイトでは読み物の一部については引き続き無料で閲覧が可能だが、今月のリニューアル化に伴い、有料で全てのコンテンツが利用できるサブスクリプションプランの提供を開始した。同プランには個人向けのほか、日本語教育機関等の管理者が申込みメンバー(学生・学習者等)を招待する形で授業等にも活用できるグループプランがあり、対象人数や期間によって8つのプランを設けた。グループプランでは、14日間の無料トライアルも可能となっている。

 

各プランの詳細は、日本語多読道場 yomujpを参照のこと。同サイト上の「あたらしい読み物」や「おすすめシリーズ」では、最近の注目コンテンツを閲覧できる。

*********************************************************************