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11月10日に行われる今年第2回目の日本留学試験(EJU)を前に、日本学生支援機構(JASSO)は日本国内の受験者に対し、先週末までに受験票を簡易書留郵便で発送した。
JASSOでは発送予定日(10月18日)から10日待っても受験票が届かない場合や、試験前に受験票を紛失してしまった場合には、EJUオンラインの「出願情報確認・変更」ページから「仮受験票」を印刷し、当日試験会場に持参するよう呼び掛けている。
※当日の注意事項:スマホ等の取扱いに要注意
併せてJASSOでは、試験当日の「受験上の注意」事項も発出した。それによると、試験中に受験生が机の上に出すことが認められているものは受験票、筆記用具、腕時計だけで、携帯電話やスマホ等の電子機器は必ず電源を切り、鞄の中にしまっておくことが必須となる。電子機器を身につけたままの受験や、電源の切り忘れ等で試験中に音やアラームが鳴ったり振動音が発生したりすると、不正行為と判断されるので注意が必要だ。また試験室には時計がなく、携帯電話やスマートウォッチ等を時計として使用することもできないため、通信機能や翻訳機能等が付いていない腕時計をあらかじめ持参することが望ましい。
また試験当日、事故やストライキ等により、公共交通機関(電車・バス等)が利用できなくなった場合の対応について、JASSOでは午前7時30分以降に留学試験課(TEL:03-6407-7457)まで連絡してほしいとしている。
※試験会場は都内10か所、全国17都道府県で27か所
2024年第2回EJUの試験会場は、全国17都道府県27か所に上る。最多の受験者数を擁する東京都では10か所が設置され、東京大学教養学部駒場キャンパス、明治大学駿河台キャンパス、中央大学多摩キャンパス等、いずれも大学キャンパスが会場となる。首都圏ではほかに埼玉県(埼玉大学)、千葉県(千葉大学西千葉キャンパス)、及び神奈川県(TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい)にも各1か所ずつ設けられた。
一方、関西圏では、京都府で京都大学吉田キャンパス(吉田南構内)と京都経済短期大学の2か所のほか、大阪府(大阪大学豊中キャンパス)と兵庫県(芦屋大学)に各1か所ずつの計4か所。中京圏では名古屋大学東山キャンパスで、九州圏では九州産業大学で、それぞれ実施される。この内、芦屋大学については当日、JR芦屋駅等から臨時バスを運行予定だ。
なお上記はあくまでも現時点の予定であり、試験会場は今後当日までに変更や追加が生じる可能性もあるという。
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