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~短期研修旅行生含め4465人、政府目標とは大きな開き~
2023年度(令和5年度)時点で、日本国内の高等学校等が受入れていた長期(在籍3か月以上)の外国人留学生は、全国でのべ1864人だったことが、文部科学省のまとめで分かった。前回調査が行われた2021年度(859人)との比較では約千人増えているが、これは21年当時、新型コロナ対応の入国制限が行われていた特殊要因によるもので、コロナ禍以前のピークである2017年度(2621人)比では7割程度までしか回復していない。
高校等受入れ留学生(3か月以上)の出身国・地域別内訳では、中国(大陸)が869人で最も多く、米国(102人)、タイ(94人)、ドイツ(91人)、モンゴル(68人)、イタリア(58人)、台湾(51人)、豪州(38人)、フランス(33人)、韓国(32人)の10か国・地域が30人以上となっている。
またこれとは別に、高等学校等が外国から短期(3か月未満)で受入れた研修旅行生は2601人に上っており、こちらは米国(478人)を筆頭に、台湾(407人)、韓国(396人)、豪州(345人)等が多い。中国(大陸)は7位の107人だった。
上記の長期・短期を合わせた、23年度時点における高等学校等の受入れ外国人留学生数は4465人で、政府が「第4期教育振興基本計画」に掲げた2033年までの数値目標である「2万人」とはまだ大きな開きがある。
片や留学生送り出しについては、日本の高校生等の23年度における海外留学数は長・短期を合わせ3万4885人で、僅か3118人だった21年度から大幅な回復をみせた。ただこちらも、コロナ禍前の水準(約4万6千人)にはまだ到達していない状況だ。
一方で、日本の高等学校等による海外との姉妹校提携は、前回調査時点から5校増の1151校だった。相手国・地域として多いのは豪州(423件)、米国(316件)、台湾(308件)、韓国(250件)、ニュージーランド(180件)等で、中国(大陸)は123件となっている。
近年、国内の高等学校では多様な学生の受入れが徐々に進んでおり、言語面でのグローバル対応も進む。今調査では各校に外国語科目の開設状況も聞いているが、それによると英語以外で最も開設数が多い科目は中国語で、449校が開設し1万6936人が履修している。このほか韓国・朝鮮語(344校、受講者1万3264人)、フランス語(188校、同6708人)、スペイン語(107校、同2936人)等も一定数に上る。
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