インフォメーション
~出身国・地域別:中国が5万人近く、ミャンマーやネパールも急増~
全国の大学学部に在籍する学生の内、留学生を含む「外国人学生」の総数が今年度、10万人を超えたことが分かった(10万1314人)。前年度より7%(約7千人)の増加となる。先に明らかになった令和6年度の学部入学者数は、留学生のみで対前年度比5597人増えており、これが主な要因とみられる。「外国人学生」の中には、在留資格が「留学」以外の外国籍学生も含む。内訳は留学生が8万6577人、その他の在留資格者が1万4737人。
文部科学省によると、今年5月1日時点で大学学部に在籍する「外国人学生」は、出身国・地域別で最多の中国が5万人に迫り(4万9575人)、全国籍者の49%を占めている。これに次いで多いのが韓国・朝鮮(1万4270人)で、ベトナム(7459人)、ネパール(5461人)、台湾(2691人)、米国(2460人)、インドネシア(2122人)が続く。さらにミャンマー(1645人)、マレーシア(1478人)、バングラデシュ(1140人)、タイ(1129人)も含めると、在籍数が千人を超える国・地域の数は11に上った。
前年度との比較で学部在籍者の実数が増加しているのは、中国(+3085人)、ネパール(+2598人)、ミャンマー(+901人)、バングラデシュ(+408人)及びスリランカ(+360人)の出身者で、特にミャンマーは2.2倍に、ネパールはほぼ倍増となった。目下、漢字文化圏以外のエリアからの来日者については、日本語学校を修了後の進学先として専門学校が主要な受け皿となっているが、来日者の急増に伴い、大学学部進学者も着実に増え始めた状況が見て取れる。一方で韓国・朝鮮は、前年度から853人減少した。ベトナムや台湾は、ほぼ横ばいだった。
なお欧州では、フランス(771人)、ドイツ(569人)、英国(537人)等の出身者が、また南米は日系「定住者」が多いブラジル(895人)出身者が、それぞれ一定数に上る。2022年以降、日本の一部大学が積極的な受入れを行ってきたウクライナからの学生は、前年度比52人減の210人だった。
*****************************************************************************
【首都圏・関西圏 主要大学の留学生募集情報】
★東海大学 入学試験要項 (留学生一般選抜二期入試 出願受付中!)
https://www.u-tokai.ac.jp/uploads/2024/07/ba7dac76c6f117414fd68aa268b082c4.pdf
★聖学院大学 留学生入試
https://www.seigakuin.jp/admissions/exam/tokubetsu/to_03/
★拓殖大学 外国人留学生の方へ
https://www.takudai.jp/foreign_students/
★駒沢女子大学 2025年度入学者選抜要項
https://www.komajo.ac.jp/uni/admission/admission_system.html?id=01**
★多摩大学 留学生選抜要項
https://www.tama.ac.jp/admissions/wp-content/uploads/2023/06/eab26b16838c3cfcb49f63cf0e4ac048.pdf
★長浜バイオ大学 外国人留学生特別入学試験要項
★関西大学 大学院留学生入試(2月募集) 12/20出願開始!
https://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/international/
★大阪国際大学 入試情報サイト
https://oiuvoice.com/?_ga=2.179173476.1176320719.1687774045-782206422.1629854656
********************************************************************************
【中部地区 主要大学の留学生募集情報】
★中京大学 外国人留学生入学試験要項
https://nc.chukyo-u.ac.jp/conts/wp-content/uploads/gaikoku_nyugakuyoukou2025.pdf
★静岡産業大学 受験生サイト
https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/
★名城大学 入試情報サイト
https://www.meijo-u.ac.jp/admissions/
★中部大学 入試情報
https://www.chubu.ac.jp/admissions/
********************************************************************************
【留学生を積極募集中の専門学校情報!】
★日本健康医療専門学校
★東京外語専門学校
★日本電子専門学校
★日本工学院専門学校
★専門学校 東京工科自動車大学校
★専門学校 早稲田国際ビジネスカレッジ
**************************************************************************
~全試験(基礎+応用)受験者は「狭き門」、合格率1割を下回る~
文部科学省によると、今年度、国家試験として初めて行われた日本語教員試験では、「登録日本語教員」となるために必要な試験合格要件を満たした人が1万人を超え、合格率は62.6%だったが、試験自体の結果からは受験者にとってこの数字以上に厳しい状況が見えてくる。
発表された全体の合格者数や合格率の中には、所定の日本語教員養成課程修了者や民間試験合格者で、今試験において基礎試験と応用試験の両方を免除された人が含まれていて、該当する免除対象者5958人を除いた実質的な試験受験者数は1万1697人で、うち合格者は5093人、合格率は43.5%と5割を下回っている。
中でも基礎試験・応用試験共に免除適用を受けず、全ての試験を受けた受験者3947人に限ると、合格率は僅か9.3%の「狭き門」だった。基礎試験は合格基準点が80点(100点満点)と相当高く、受験対象者は同ラインをクリアできなければ、同時に受験した応用試験の結果が採点されず不合格となる。一方で応用試験の合格基準点は110点満点中66点で、今試験において基礎試験を免除され応用試験のみ受験した受験者は7750人中4727人が合格。合格率は61%で、全体の合格率とほぼ同水準だった。
今回受験した現職教員らの間では、応用試験の問題も難易度が高かったとの感想が多いが、基礎試験から受験し合格した367人中、ほぼ全員の366人が応用試験にも合格していて、双方の合格率の落差が大きかったことから、基礎試験のハードルの高さがより浮き彫りとなった形だ。来年度以降の試験では「(基礎試験の受験が必要な)試験ルートを避け、(基礎試験の免除対象となる)養成機関ルートを選択する人が増えるのではないか(本年度受験者)」との声が早くも出ている。
★第1回日本語教員試験に1万1051人が合格
新たな日本語教育機関の認定制度に基づき、11月17日に実施された最初の日本語教員試験について、文部科学省は12月20日、合否結果を発表した。当初の出願者1万8387人中、最終的な受験者数は1万7655人で、この内、合格者は1万1051人、合格率は62.6%となった。また試験当日に一部の会場で応用試験Ⅰ(聴解)の音量調整トラブルが判明したことや列車運休による影響等を理由として行われた12月8日の再試験については、最終的な受験者数は613人だった。
なお上記の合格者数の中には、経過措置による全試験免除者5958人も含まれる。このほか受験者区分ごとの内訳は、全試験受験者が受験者3947人中合格者366人、基礎試験免除者が受験者7750人中合格者4727人となっている。
日本語教員試験の合格者は、年明け1月下旬より「日本語教育機関認定法ポータル」において、登録日本語教員としての登録申請の受け付けが開始される。
*****************************************************************************
【首都圏・関西圏 主要大学の留学生募集情報】
★聖学院大学 留学生入試
https://www.seigakuin.jp/admissions/exam/tokubetsu/to_03/
★拓殖大学 外国人留学生の方へ
https://www.takudai.jp/foreign_students/
★駒沢女子大学 2025年度入学者選抜要項
https://www.komajo.ac.jp/uni/admission/admission_system.html?id=01**
★多摩大学 留学生選抜要項
https://www.tama.ac.jp/admissions/wp-content/uploads/2023/06/eab26b16838c3cfcb49f63cf0e4ac048.pdf
★長浜バイオ大学 外国人留学生特別入学試験要項
★関西大学 大学院留学生入試(2月募集) 12/20出願開始!
https://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/international/
★大阪国際大学 入試情報サイト
https://oiuvoice.com/?_ga=2.179173476.1176320719.1687774045-782206422.1629854656
********************************************************************************
【中部地区 主要大学の留学生募集情報】
★中京大学 外国人留学生入学試験要項
https://nc.chukyo-u.ac.jp/conts/wp-content/uploads/gaikoku_nyugakuyoukou2025.pdf
★静岡産業大学 受験生サイト
https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/
★名城大学 入試情報サイト
https://www.meijo-u.ac.jp/admissions/
★中部大学 入試情報
https://www.chubu.ac.jp/admissions/
********************************************************************************
【留学生を積極募集中の専門学校情報!】
★日本健康医療専門学校
★東京外語専門学校
★日本電子専門学校
★日本工学院専門学校
★専門学校 東京工科自動車大学校
★専門学校 早稲田国際ビジネスカレッジ
************************************
~日本国内受験者の77%を中国出身者が占める~
11月10日に行われた今年度第2回「日本留学試験(EJU)」の実施結果が明らかになった。日本学生支援機構(JASSO)のまとめによれば、日本国内受験者(1万6607人)の出身国・地域別内訳では、中国(大陸)が1万2798人と圧倒的多数で、全体の77%を占めた。これに次ぐのが7月試験でも2番目に多かったミャンマー(966人)で、さらにベトナム(596人)、ネパール(348人)、韓国(293人)、台湾(253人)、モンゴル(246人)、インドネシア(180人)等が続く。中国は大陸以外に香港出身者も134人いる。国内EJU受験者の出身国・地域数はのべ73に上った。
試験科目別の状況(国内外全体)では、2万1072人と最も多くの受験者数を擁する「日本語」科目の平均点は、「聴解・聴読解」が102.1点、「読解」が137.6点の合計239.7点で、満点(400点)に対する平均正答率はほぼ6割と、直近数回の試験結果とほぼ変わらない。「日本語」の得点分布では、平均点を下回る180点から219点の間の得点層に全体の4分の1(5336人)と最も多くの受験者が集中しており、高得点者が全体の平均点を引き上げている構図が見て取れる。高得点層では、270点以上(6727人)がほぼ成績上位3割(31.9%)に相当する。また「日本語」科目の内、総合点数枠には含まれない「記述」の平均点は33.2点(50点満点)だった。
一方、その他学科試験の平均点をみると、主に文科系学生が対象の「総合科目」は122.2点(200点満点)、「数学(コース1/200点満点)」は95.4点で、理科系学生向けでは「数学(コース2)」が112.7点(200点満点)、また「理科(100点満点)」は平均点が高い順に、「生物」65.0点、「物理」53.3点、「化学」52.1点となっている。
EJU11月試験の受験者は本日(12月20日)より、EJUオンラインのマイページより成績を確認することができる。また各大学等からの成績照会も同日に開始された。留学生受入れ促進プログラム予約制度の結果については、年明け1月末にEJUオンラインにて通知される予定だ。
**************************************************************
新たな日本語教育機関の認定制度に基づき、11月17日に実施された最初の日本語教員試験について、文部科学省は12月20日、合否結果を発表した。当初の出願者1万8387名中、最終的な受験者数は1万7655名で、この内、合格者は1万1051名、合格率は62.6%となった。また試験当日に一部の会場で応用試験Ⅰ(聴解)の音量調整トラブルが判明したことや列車運休による影響等を理由として行われた12月8日の再試験については、最終的な受験者数は613名だった。
なお上記の合格者数の中には、経過措置による全試験免除者5958名も含まれる。このほか受験者区分ごとの内訳は、全試験受験者が受験者3947名中合格者366名、基礎試験免除者が受験者7750名中合格者4727名となっている。
日本語教員試験の合格者は、年明け1月下旬より「日本語教育機関認定法ポータル」において、登録日本語教員としての登録申請の受け付けが開始される。
*****************************************************************************
【首都圏・関西圏 主要大学の留学生募集情報】
★聖学院大学 留学生入試
https://www.seigakuin.jp/admissions/exam/tokubetsu/to_03/
★拓殖大学 外国人留学生の方へ
https://www.takudai.jp/foreign_students/
★駒沢女子大学 2025年度入学者選抜要項
https://www.komajo.ac.jp/uni/admission/admission_system.html?id=01**
★多摩大学 留学生選抜要項
https://www.tama.ac.jp/admissions/wp-content/uploads/2023/06/eab26b16838c3cfcb49f63cf0e4ac048.pdf
★長浜バイオ大学 外国人留学生特別入学試験要項
★関西大学 大学院留学生入試(2月募集) 12/20出願開始!
https://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/international/
★大阪国際大学 入試情報サイト
https://oiuvoice.com/?_ga=2.179173476.1176320719.1687774045-782206422.1629854656
********************************************************************************
【中部地区 主要大学の留学生募集情報】
★中京大学 外国人留学生入学試験要項
https://nc.chukyo-u.ac.jp/conts/wp-content/uploads/gaikoku_nyugakuyoukou2025.pdf
★静岡産業大学 受験生サイト
https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/
★名城大学 入試情報サイト
https://www.meijo-u.ac.jp/admissions/
★中部大学 入試情報
https://www.chubu.ac.jp/admissions/
********************************************************************************
【留学生を積極募集中の専門学校情報!】
★日本健康医療専門学校
★東京外語専門学校
★日本電子専門学校
★日本工学院専門学校
★専門学校 東京工科自動車大学校
★専門学校 早稲田国際ビジネスカレッジ
*******************************************
~文科省、「令和6年度学校基本調査」確定値を公表~
今年度(令和6年度)、全国の大学・大学院と短期大学に入学した外国人留学生が3万人近く(2万9651人)に上ったことが、文部科学省のまとめで分かった。前年度との比較では31%増、実数で7千人以上増えている。少子化に伴い日本国内の18歳人口は減少の一途を辿るが、留学生の入国者数はコロナ禍後にV字型回復を遂げており、今年度は高等教育機関に進学する留学生の数にも反映された形だ。
留学生の大学進学先別内訳では学部が1万7728人、大学院が1万0653人、短期大学が1270人だった。特に学部の伸びが前年度比46%増と顕著で、実数は少ないものの短大も倍増している。学部進学留学生の内、93%(1万6590人)が私立大学に入学していて、国立大学は979人、公立大学は159人。一方で大学院への入学者は私立大学が5688人、国立大学が4591人、公立大学374人で、国立大学が受け皿の半数近くを担う。短大は全員が私立の入学者だった。
留学生入学者の男女別では、学部で男子学生の比率が6割程度(1万0608人)と、女子学生(7120人)より3千人以上多くなっている。大学院も男子学生(5733人)が女子学生(4920人)を上回るものの、その差は800人程に止まる。
また文科省では、大学学部と短期大学への入学者に関し、留学生だけでなく「外国の学校卒者」も集計しており、今年度の該当入学者は学部が1万8324人、短大が1355人で、学部の9割強(1万7022人)と、短大の1人を除くほぼ全員を、私立が受入れている。
上記は、いずれも文科省がこのほど公表した「令和6年度学校基本調査」の確定値に基づく。入学者数の中には、今年5月1日時点で在籍していなかった学生は含めていない。
************************************************************