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2025-06-02 10:54:00

 

日本留学試験(EJU)を受験後、受験票を紛失した場合に再発行の申請ができるEJUオンラインシステムで、先週から手数料の決済手続きが再開された。システム改修のため、5月下旬まで同システム上での決済が休止されており、この間に再発行を希望する場合、日本学生支援機構(JASSO)の銀行口座へ手数料を直接振り込む必要があった。528日以降は再びオンライン決済が可能となっており、クレジットカードはVISAMASTERJCBAMEXDINNERSが対応している。このほか、ローソン、ファミリーマート等のコンビ二エンスストアやPayeasyの利用も可能だ。再開に伴い、JASSO銀行口座で送金を受け付ける臨時対応は終了した。

 

EJUの受験票は、受験後、本人が大学等への出願時に提出を求められることがあり、JASSOでは紛失した受験者らを対象に、終了済みの直近4回分(2年間分)の試験に限り、EJUオンラインシステムで再発行の申請を受け付けている。

 

★米国の学生ビザ取得手続き 面接の新規予約を停止

 

米国務省は先週、米国への留学予定者が学生ビザを取得するために必要となる面接の新規予約受付を停止した。駐日米国大使館は日本外務省に対し、米国政府による新たな措置が示されるまでの一時的な措置と説明しているという。一方、すでに予約済みの面接については予定通り行われており、学生ビザの申請自体は引き続き受理される模様だ。岩屋毅外務大臣は531日の会見で、この問題について米国側と緊密な意思疎通を行っており、情報提供をしっかり行うよう申し入れていると述べた。

 

米トランプ政権は米国内の大学に在籍する外国人留学生に対する審査を強化する方針を示し、学生リストの提供を拒否したハーバード大学の留学生受入れ資格を停止した。これに対して大学側の提訴を受けた連邦裁判所は大統領の措置を一時的に差し止める仮処分命令を出しており、事態は混迷を深めている。

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