★ミャンマー人向け緊急避難措置　技能実習生の運用を見直し

インフォメーション

2024-10-01 15:39:00

　出入国在留管理庁は昨今のミャンマー情勢を踏まえ在留ミャンマー人向けに実施中の緊急避難措置を、本日（10月1日）より一部見直す。帰国できない事情をもつ人に在留継続を特別に許可する運用を続ける一方で、制度の濫用とみなされるケースについては、在留資格の変更・在留を認めない。

　ミャンマーをめぐっては3年前に発生した国軍クーデターによる情勢不安を踏まえ、日本国内に在留するミャンマー人で、所持する在留資格の活動が満了を迎える者や、或いは満了していなくても諸事情から引き続き在留を希望する者に、就労が可能な在留資格「特定活動」が付与されてきた。

　具体的には、①現に所持する在留資格の活動満了者や、未満了者で本人の責任ではない事情で引き続き在留を希望する場合、与えられる在留期間は1年、②本人の責に帰すべき事情により既存の在留活動を満了しなかった場合、与えられる在留期間は6か月、となっている。②の該当者については、許可後1年間、法令違反がなく在留状況が適正と判断された段階で、1年が許可される形だ。

※「技能実習」未修了者は緊急避難措置の適用外に

　これらの運用で入管庁は10月1日以降、在留資格「技能実習」のミャンマー出身者について、本人の責に帰すべき事情によらず技能実習の継続が困難となり、監理団体等が実習先の変更措置をとっても新たな実習先を確保できなかった場合に、「特定活動（1年）」への変更を認める形とする。同ケースでは、活動継続が困難な理由を説明した監理団体等が作成する説明書の提出を求める。

一方で、「技能実習」生として在留し、自己の責に帰すべき事情で所定の技能実習を修了しておらず、残余の在留期間がある場合には、在留資格「特定活動」への変更は認めない。入管庁は「技能実習を修了していない技能実習生が、緊急避難措置を誤用・濫用的に利用している事例が散見されていることを踏まえた」としている。

なお在留資格「留学」の所持者については、日本で勉学活動を終了後、本国における情勢不安が理由で帰国できない場合等は、引き続き日本に在留できるようにするための緊急避難措置が有効だが、現在大学や専門学校、日本語教育機関等に在学中のミャンマー人留学生は引き続き「留学」の在留資格で在留が可能なので、同措置の対象とはならない。

********************************************************************************

【首都圏　主要大学の留学生募集情報】

★尚美学園大学　公式サイト

https://www.shobi-u.ac.jp

★秀明大学　入試概要（外国人留学生）

https://www.shumei-u.ac.jp/admission/overview-international

★拓殖大学　受験生サイト

https://www.takudai.jp/request/index.html

★多摩大学　留学生選抜要項

https://www.tama.ac.jp/admissions/wp-content/uploads/2023/06/eab26b16838c3cfcb49f63cf0e4ac048.pdf

★駒沢女子大学　2025年度入学者選抜要項

https://www.komajo.ac.jp/uni/admission/admission_system.html?id=01**