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2026-11-06 11:07:00

 

~日本で最長2年の就職・起業活動可、アジアでは中国の13大学が最多~

 

海外の優れた人材を早期に呼び込み、日本国内で就職活動や起業準備を円滑に行えるようにするため2023年4月にスタートした「未来創造人材制度(J-Find)」で、出入国在留管理庁は卒業者らが対象となる「優秀な海外大学等」のリストを更新した。前回の公表時より、アジアから新たに2大学が追加されている。

 

J-Findでは在留資格「特定活動(未来創造人材)」が付与され、在留中は就職・起業準備活動のほか、これらのために必要な資金を補うための就労も認められる。一方で類似する制度では、卒業後に同様の活動を目的とする在留資格「特定活動」があるが、同資格で在留中の元留学生等が上記の卒業要件を満たす場合には、現在の活動期間も含め通算2年間を超えない範囲で在留が許可される運用となっている。

 

J-Findの対象となるためには、該当者が卒業した大学等が、主要な3つの世界大学ランキング中2つ以上で100位以内にランクインしていることが条件とされる。該当する大学ランキングは、①クアクアレリ・シモンズ社公表の「QS・ワールド・ユニバーシティ・ランキングス」、②タイムズ社公表の「THEワールド・ユニバーシティ・ランキングス」、③シャンハイ・ランキング・コンサルタンシー公表の「アカデミック・ランキング・オブ・ワールド・ユニバーシティズ」。このうち対象大学を卒業、または大学院の課程を修了し、学位または専門職学位を授与されてから5年以内の人が申請要件を満たすとされる。また申請時点で、滞在当初の生計維持費として20万円以上(日本円換算)あることも必要だ。

 

今回公表された最新リストで、J-Findの対象大学は世界93大学に上った。所在国・地域別では米国がハーバード大学、コロンビア大学、イエール大学等を含む34大学と最も多く、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学等を擁する英国が11大学で続く。欧米ではほかにフランスとドイツが各4大学、カナダが3大学等で、さらにオセアニアではオーストラリアが6大学に上る。

 

留学生の来日者が多いアジア地域の大学では、中国(大陸)から北京大学、清華大学の2トップ(北京市)を始め、上海・華中エリアの復旦大学、上海交通大学、南京大学、浙江大学及び中国科学技術大学(安徽省)のほか、今回新たに東北部のハルビン工業大学(黒竜江省)がリスト入りした。さらに香港大学、香港城市大学、香港中文大学、香港理工大学、香港科技大学の香港5大学も含めると、中国全体で対象校は13大学に上り、米国に次ぐ多さだ。またシンガポールからはシンガポール国立大学と南洋理工大学が入り、韓国はソウル大学校と延世大学校のほかに、韓国科学技術院(KAIST)が加わった。日本の大学では、東京大学と京都大学が引き続きリストに含まれている。

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