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―――くろしお出版「書店フェア」を開催中!三省堂書店にて6/18まで―――
日本語教材や言語学・日本語教育分野等の刊行物で知られる「くろしお出版」(東京都千代田区)では、現在、東京都内の三省堂書店において「書店フェア」を開催している。普段、一般の店頭では見かけることが少ない留学生向けの日本語テキストの中でも、特に人気の売れ筋本をわかりやすく展示しており、この4月に新入学・進級したばかりの学生にとっては自分向きの教材を見つける絶好のチャンスだ。同時に会場では、日本語教員を対象とする参考書籍も多数取り揃えていて、昨今、日本語教育が新たな制度へと移行し始める中、「今が旬」のラインナップとなっている。
同社は外国人向けの日本語教材を長年、多言語で刊行し続けており、中でも昨年改訂版が刊行された「日本語文系辞典」は、全世界のシリーズ累計発行部数が50万部を超えるベストセラー辞書となった。また高い学習効果に注目が集まっているシャドーイングを採り入れた英語・日本語教材や、新たなコンセプトの「初級日本語とびら」シリーズ等も好評を博している。
「書店フェア」は6月18日(火)まで、三省堂書店池袋本店(書籍館1階)にて開催中。詳細は下記リンク参照。
外国人留学生を対象とする合同就職面接会が6月28日、東京の新宿Nビルイベントホールで行われる。東京労働局、東京外国人雇用サービスセンター等が主催し定期的に実施されているもので、採用意向をもつ企業約100社が参加する見通しだ。
対象となるのは2025年3月に大学院、大学、短大、高専・専門学校を卒業予定の外国人留学生と、2022年以降に上記いずれかを卒業した既卒留学生。参加に際しての事前予約は不要だが、事前に最寄りのハローワークで求職登録を行った上で、求職番号を取得する必要がある。求職登録はハローワークのインターネットサービスを利用すればオンラインでも可能だ。
当日必要な持参物は、①参加票(下記リンク参照)、②履歴書(写真貼付)、③筆記用具、④在留カード原本、⑤学生証原本(現役留学生のみ)、⑥指定書原本(在留資格「特定活動」で継続就活中の人)となっている。会場にはコピー機類は設置されていないので、履歴書はあらかじめ応募を希望する件数分の用意が必要。また今回は説明会ではなく「面接会」となるため、面接にふさわしい服装で参加することが望ましい。参加者が多数に上る場合は、希望する企業との面接ができない場合もあるという。
詳細は東京外国人雇用サービスセンターまで。
●「外国人留学生大卒等 合同就職面接会」
※日時: 6月28日(金)13:00~16:30(受付時間は12:30~15:00)
※会場:新宿NSビルイベントホール(東京都新宿区西新宿2-4-1地下1階)
【新宿駅南口より徒歩7分/都庁前駅A3出口より徒歩3分】
※参加票→→https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/content/contents/001804540.pdf
※お問い合わせ先:東京外国人雇用サービスセンター TEL.03(5361)8722
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/
【注目大学の2025年度留学生募集情報!】
★法政大学 学部入試「ガイダンス動画」の申込受付中!!
日本語学校等教職員限定!今後の入試対策に有益なコンテンツが盛り沢山です。
間もなく公開!配信申込は今すぐ↓↓まで‼
https://forms.gle/HapSTbcDjvUKK82G7
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★明治大学 2025年度外国人留学生入試試験科目・日程
https://www.meiji.ac.jp/cip/prospective/admission_exams/6t5h7p000001f23y-att/2025intexam.pdf
★立教大学 入試情報サイト
https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/
★東京電機大学 公式サイト
★同志社大学 同志社大学への留学を希望される方へ
https://intad.doshisha.ac.jp/intad/
★関西学院大学 国際教育・協力センター(本学への入学を考えている外国人留学生の方)
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★早稲田大学 学部入試情報サイト
「外国学生入試」詳細がわかる入試説明動画も公開中!!
(下記より↓↓「早稲田大学 外国学生入試説明(2025年度入試)」参照↓↓)
帰国生・外国学生を対象とした入試 – 早稲田大学 入学センター (waseda.jp)
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――2025年度入学試験要項を公開 出願期間は6/3~20――
早稲田大学は今年実施する2025年度「外国学生のための学部入学試験(以下、「外国学生入試」)の入学試験要項を公開した。併せて志願者がスムーズに出願できるよう、入試説明動画の配信も行っている【下段リンク参照】。
例年、日本語教育機関の留学生らが多く受験する早稲田大学の「外国学生入試」では、今年から募集を実施する学科等のほかに選考方法も大幅に変更されており、注意を要する。
特に重要な変更点としては、1次選考における学部共通の筆記試験を廃止し、書類選考をメインとした選考へと変わった点が挙げられる(一部の学科では引き続き実地試験を実施)。海外在住の受験者にとっては、受験上の利便性が増したと言えそうだ。
このほか、中国の現地正規課程の高等学校を卒業(見込み)の志願者に対する卒業証明書の提出方法や、一部の学部における募集学系・学科・専攻等の変更もあり、詳細は入試要項で確認できる。
早稲田大学の「外国学生入試」は出願期間が6月3日から20日までとなっているので、受験予定の留学生や留学生が在籍する各教育機関では、なるべく早めに詳細を確認し、準備を始める必要がある。
※入試要項・出願書類等、「外国学生入試」詳細は学部入試情報サイトまで↓↓
入試説明動画も公開中(「早稲田大学 外国学生入試説明(2025年度入試)」参照↓↓)
帰国生・外国学生を対象とした入試 – 早稲田大学 入学センター (waseda.jp)
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~6月7日まで配信申込受付!入試対策に有益なコンテンツ満載~
季節は初夏を迎え、2025年4月に大学・大学院への入学を目指す外国人留学生らも、いよいよ受験に向けた準備を本格化させる。留学生を積極募集する主要大学でも、2025年度入試に向けた様々な情報の公開や募集要項の配布が始まる。
例年、全国の私立大学の中でも有数の留学生応募者数を擁する法政大学では、留学生の進学をサポートする日本語学校等の教職員向けに、2025年度学部入試のガイダンス動画を配信する。動画では2025年度入試の募集学部・概要のほか、昨年度実施された留学生入試の分析など今後の入試対策に有益なコンテンツが盛り込まれている。
同動画は一般向けには公開しておらず、閲覧を希望する教職員限定で6月7日まで配信申込を受け付ける。申込者には6月中に、動画へのリンク先がメールで配信される。
法政大の留学生入試(学部)には、書類審査とオンライン面接で行う前期日程と、来校しなくても受験可能な書類選考のみの後期日程があり、どちらも日本留学試験(EJU)の受験が必須となっている。
日本語学校等教職員向けの、法政大学「学部入試(2025年度)ガイダンス動画」の申込は下記より↓↓6月7日締切り。
https://forms.gle/HapSTbcDjvUKK82G7
<その他の関連リンク>
●(受験生用)学部入試ガイダンス動画
下記リンクにて6月末までに公開予定。
https://nyushi.hosei.ac.jp/international-students
※公開までは昨年度(2024年4月入学)入試の動画視聴が可能。
●2025年度外国人留学生入学試験(学部)の概要
https://nyushi.hosei.ac.jp/news/2023/nyushi/news-20240328094228
●2025年度外国人留学生入学試験(学部)入試要項
下記リンクにて6月末までに公開予定。
https://nyushi.hosei.ac.jp/international-students
●大学院入試
https://www.hosei.ac.jp/gs/jukensei/
●各入試(学部)に関するお問合せ先
法政大学 入学センター 国際入試課
TEL: 03-3264-5776 Email: kokusain@hosei.ac.jp
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~入管法基準省令に附則 約5年間の経過措置期間を設定~
外国人が日本の大学等において聴講生(科目等履修生含む)の身分で専ら日本語教育を受けようとする場合、在留資格「留学」の許可対象としない新たな方針に関連して、出入国在留管理庁は当面、経過措置期間を設ける。このほど改正された入管難民法の上陸基準省令には附則が設けられており、大学等が同省令の施行1年前(2023年4月26日)から施行前日(2024年4月25日)までの間に、専ら日本語教育を受ける者を受入れていた場合には、約5年後の2029年(令和11年)3月31日までの間は、従来の基準による受入れを認めることが定められた。正式には2029年度(令和11年4月1日)から、今回の改正に基づく措置が完全に適用される形となる。
同様に、新たな省令では、日本の大学やこれに準ずる機関、高専等で専ら日本語教育を受けようとする場合、当該機関が「法務省告示機関」または「認定日本語教育機関(留学課程)」であることを求めているが、これに関連して既存の法務省告示機関等が文科大臣認定の日本語教育機関へと移行するにあたっての経過措置期間も、原則として2029年3月31日までの5年間とされている。
★EJU基礎科目 今冬にも新たなシラバスを決定へ
日本学生支援機構(JASSO)は先般、「日本留学試験(EJU)」の「基礎学力」科目に関するシラバスの改訂スケジュールを明らかにした。それによると今秋頃に意見聴取と中間まとめ公表を行い、冬頃をめどに「基礎科目」の新たなシラバスを決定・公表する。新シラバスは来年度までの周知期間を経て、2026年度の第1回試験(6月)から正式に導入される見通しだ。
改訂の対象となるのは「理科」、「総合科目」及び「数学」で、「日本語」科目のシラバスは変更されない。
★途上国支援の優先課題は「教育・人材育成」~外務省調査
外務省が今年3月に行った「外交に関する国内世論調査」で、開発途上国に対し日本が行う支援において特に優先すべき分野を尋ねたところ、「教育を含む人材育成」が55%でトップを占めた。このほか、「保健・医療、食料等の人道支援(51%)」、「女性・子ども等の脆弱な立場にある人々への支援(48%)」等の回答が多かった(調査は複数回答可。)
一方で他の設問では、ビジネスと人権に関する外交上の取組を進めるべきとの指摘や、近隣国の領海侵入等に対し強い姿勢で臨むよう求める声が多かったことも明らかになった。
同調査は全国の18歳以上の男女700人を対象に、電話で実施された。
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