インフォメーション
昨年12月に行われた2024年第2回日本語能力試験(JLPT)に関し、実施元の日本国際教育支援協会は、1月31日から「My JLPT」にて受験結果を確認できるようになることを明らかにした。成績証明書の申し込みは翌2月1日からとなる。
またJLPTの海外会場では、今回最多の約17万人が応募した中国(大陸)においても、同様に今月31日より試験結果を公表すると、実施を司る国際交流基金が発表した。同日午前9時以降、所定のサイトにアクセスすると、受験番号及び有効な身分証明書番号で検索できる見通しだ。
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〜認定日本語教育機関、就職を目指す課程は「B2未満もあり得る」~
文部科学省は認定日本語教育機関が設置する「留学のための課程」について、日本語力の到達目標の設定など課程運営のあり方に関する方針を改めて示した。大学等で教育を受けることを目的とする課程の到達目標に関しては、修業期間や具体的な進学先にかかわらず、日本語教育の参照枠が定めた「B2相当以上」であることを、文科省が認定等に当たり確認するとすでに規定している。「B2」は「日本語教育の参照枠」で定められた評価基準(C2~A1)の上から3番目で、日本語能力試験(JLPT)のN2相当とされる。
今回文科省はQ&Aの内容を改定した中で、大学のほか、専門学校も含め高等教育機関への進学を目標とする「留学のための課程」については、日本語能力の到達目標を「B2以上」とすることが必要との見解を明記した。例えば、専門学校への進学を目指す課程でも、到達目標をB1に設定することは認められないことになる。
一方、「留学のための課程」の中で、就職など進学以外を目標とする課程については、日本語能力の到達目標をB2未満とすることがあり得るとした。昨今、漢字文化圏以外の国からの来日者で、日本語教育機関を修了後、ダイレクトに日本企業等へ就職するケースが増えている現状を踏まえたものとみられる。
認定日本語教育機関には日本語教育課程の設置目的ごとに「留学」、「就労」、「生活」の3系統があり、認定審査は別々に行われる。この内、就労のための課程は、主として日本国内で就労する者に対して必要な日本語教育を行うことを目的とするものだが、同様に日本での就職を目的とする課程でも、留学生を受入れる場合には「留学」のための課程を置く必要があると法務省令で規定されている。つまり留学課程の中には、進学目的の課程のほかに、就職を目的とする課程を置くケースが想定されるが、求められる日本語力の到達目標はそれぞれの設置目的によって変わり得ることが今回明確となった形だ。
なお、生徒が進学課程と就職課程の間で移動することの可否について文科省は、どちらも「留学のための課程」として設置されたもので、且つ課程間における教育の連続性が担保され、移動先で到達目標が達成できることを前提に、容認され得るとの見解も示した。とはいえ、あくまでも実現性を確認する必要があるとして、実施に際しては慎重な検討を求めている。
また「留学のための課程」と、「就労のための課程」及び「生活のための課程」で、各課程間の移動は認められないと改めて規定した上で、教育課程ごとに目標や修業期間を具体的に設定する必要があり、目指す進路等が異なるような場合は、別々の課程として整理する必要があるとの原則も示した。例えば、同一の教育課程で選択科目として複数の系統を設置するなど、個々の生徒の学習進度に応じた対応は可能だが、初級段階は同一内容で中級段階から進学と就職に分岐するというような課程編成は認められないことを示唆している。
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〜11月までに16.5万人が新規入国〜
2024年11月中に日本へ新たに入国した外国人留学生は1435人で、前年同月(4042人)の3分の1程度にとどまったことがわかった。2023年は10月期生の来日遅れでネパールからの入国者(2542人)が多かったが、24年は10月までに大半が来日した季節的要因によるものとみられる。11月の留学来日者を主要な出身国・地域別にみると、ネパール581人、中国356人、バングラデシュ108人、ミャンマ70人、ベトナム54人、スリランカ41人で、他はいずれも30人未満となっている。
上記を含めると、昨年1月から11月までに新規入国した留学生は累計で16万5348人となった。新型コロナウイルス感染症に対する水際対策が緩和された直後の2022年に記録した過去最多の入国者数(年間16万7128人)に僅差(1780人差)まで迫った形だ。
一方で例年12月は来日留学生が少ない端境期にあたり、直近の2年間では23年に1900人、22年に2240人が入国している。昨年12月も同程度と仮定した場合、2024年の留学入国者は22年の数を上回るか、あるいは史上最多の水準に達する見通しだ。
11月時点までの来日者を出身国・地域別にみると、最多の中国が4万3247人で、ネパール(3万4831人)がこれに次ぎ、さらにベトナム(1万6190人)、ミャンマー(1万3478人)、韓国(6752人)、スリランカ(6200人)、台湾(5370人)、米国(5175人)、バングラデシュ(4076人)等が続く構図となっている。
なお香港は統計上、上記「中国」には含まれておらず、同月までに計1292人(中国香港1213人+英国香港79人)が入国した。
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★中国語版2025年1月15日号 配信開始!
「まだ間に合う!年明け留学生入試特集」
https://cdn.goope.jp/176510/250115105232-678714e0318bf.pdf
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【年明け以降も出願できる!主要大学の留学生募集情報】
★大東文化大学大学院 説明会・進学相談会(Youtube動画あり)
https://www.daito.ac.jp/education/graduate_school/admission/conference.html
★長浜バイオ大学 外国人留学生特別入学試験要項
★聖学院大学 留学生入試
https://www.seigakuin.jp/admissions/exam/tokubetsu/to_03/
★拓殖大学 外国人留学生の方へ
https://www.takudai.jp/foreign_students/
★駒沢女子大学 2025年度入学者選抜要項
https://www.komajo.ac.jp/uni/admission/admission_system.html?id=01**
★多摩大学 留学生選抜要項
https://www.tama.ac.jp/admissions/wp-content/uploads/2023/06/eab26b16838c3cfcb49f63cf0e4ac048.pdf
★大阪国際大学 入試情報サイト
https://oiuvoice.com/?_ga=2.179173476.1176320719.1687774045-782206422.1629854656
★静岡産業大学 受験生サイト
https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/
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【留学生を積極募集中の専門学校情報!】
★日本健康医療専門学校
★東京外語専門学校
★日本電子専門学校
★中央工学校
https://chuoko.ac.jp/event_onlined_intl/
★日本工学院専門学校
★専門学校 早稲田国際ビジネスカレッジ
★米山ファッション・ビジネス専門学校
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公益財団法人「大学セミナーハウス」が主催する「留学生論文コンクール2024(弊社共催、文部科学省・外務省等/後援)」の審査結果が発表された。同コンクールは、留学生が日本語による論文作成能力を向上させるとともに、日本留学の成果を発表する場として設けられ、毎年定期的に行われている。今大会では「留学体験で見えた新たな課題を考える」をテーマに作品を募集し、全国26大学から35名(9か国・地域)の応募があった。多文化共生や言語学習といった留学生に身近な課題のほか、人工知能(AI)、高齢者及び技能実習生をめぐる問題等、昨今日本社会で注目されているトピックを取り上げた意欲作が相次ぎ、留学生が関心を寄せるテーマの広さを反映した多彩な内容となった。
審査の結果、宮城学院女子大学のブイレニーさん(ベトナム)による「多文化共生防災訓練」が最優秀論文の金賞に輝いた。次点の銀賞に鹿児島大学大学院・王 宗成さん(中国)の「自文化への理解不足とその解決策」と、名古屋経済大学・ズオン ティ ガットさん(ベトナム)の「多文化環境の中での自己のアイデンティティ」が、また銅賞には東北大学の何 琦璠さん(中国)、静岡大学のシトゥ リンさん(ミャンマー)、神戸大学の申 思雨さん(中国)の3名による論文が、それぞれ選出された。このほか、韓国や香港出身者を含む計8名が奨励賞に選ばれた。受賞者には賞金と賞状が、また奨励賞対象者には図書カードが進呈される。
大学セミナーハウスでは、今後も同様の取り組みに力を入れていく予定で、「留学生の皆様には、日本留学期間中にぜひとも論文コンクールに一度挑戦していただきたい」と呼びかけている。
※留学生論文コンクール2024結果
https://iush.jp/INTERNATIONALSTUDENTS/THESIS/
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亲爱的侨胞们、朋友们:
龙腾三阳泰,蛇舞四海春。在农历蛇年春节来临之际,我谨代表中国国务院侨务办公室,向广大海外侨胞和归侨侨眷致以新春问候和美好祝福!给大家拜年了!
在即将过去的甲辰龙年,我们庆祝中华人民共和国成立75周年,召开中国共产党二十届三中全会,以进一步全面深化改革开辟了中国式现代化的广阔前景。一年来,中国经济运行稳中有进,新质生产力稳步发展,“中国智造”引领全球绿色发展风向标;“神舟”问天再建新功,“嫦娥”探月圆梦古今,华夏健儿巴黎勇创佳绩,中华民族自强不息、昂扬向上的精神闪耀世界;“春节”和“北京中轴线”申遗成功,免签过境深受欢迎,国际友人纷纷“打卡中国”,亲眼见证了一个传统文化和当代文明交相辉映的美丽中国。
正如习近平主席所说,“中国式现代化的新征程上,每一个人都是主角,每一份付出都弥足珍贵,每一束光芒都熠熠生辉。”一年来,广大海外侨胞和归侨侨眷秉持恋祖爱乡的优良传统,热忱参与中国式现代化建设,在促进中外交流、民心相通、文明互鉴等方面贡献了不可或缺的侨界力量。在此,我要向所有为中国发展、为中外友好作出贡献的侨胞朋友们表示衷心感谢!
万水千山隔不断,唯有故乡情。此时此刻,我们更加思念远在异国他乡的兄弟姐妹、父老乡亲,你们的幸福安康始终是我们的最大牵挂。
过去一年,我们持续深化暖侨服务,继续寄赠新春暖心包,为大家带去家乡的关怀和问候;推动出台各项惠侨政策,让大家工作生活交往更加便利;办好各项人文交流活动,关心华文教育发展,为大家学习中华语言文化创造条件;搭建平台优化服务,为大家创新创业牵线搭桥、排忧解难。
2025年,我们将继续秉持“以人为本,为侨服务”的宗旨,竭诚做好各项涉侨事务,当好大家的贴心人、娘家人。欢迎侨胞们常回来走一走、看一看,去观赏江南的落霞孤鹜、秋水长天,领略塞北的长河落日、大漠孤烟,沿着古丝绸之路,顺着京杭大运河,探访先祖留给我们的文化瑰宝,感悟中华民族的自信之基、力量之源;去了解粤港澳、长三角、京津冀、大东北的日新月异,感受新时代中国的蓬勃生机,在960多万平方公里古老而年轻的热土上,找到个人更好的事业机遇,助力中国式现代化宏伟蓝图一步步变成美好现实。
侨胞们,朋友们,
再过几天就是蛇年新春了,蛇是华夏文明最古老的图腾之一,从上古神话中的伏羲、女娲开始,蛇就象征着智慧和生生不息。让我们怀着对未来的美好憧憬,共同迎接乙已蛇年的到来,共同祝福新的一年风调雨顺、国泰民安、世界美好!祝大家新春快乐、阖家幸福、顺遂安康!蛇年大吉!