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2024-11-25 15:20:00

 

~中国が好調、ネパールは10月に入国者集中か~

 

今年9月の1か月間に、留学の在留資格を得て日本へ新たに入国した外国人が3万人を超えたことが出入国在留管理庁のまとめで分かった(30775人)。昨年9月の留学入国者(約26千人)を15%上回る数となる。

 

9月来日者を出身国・地域別にみると最多の中国が10471人で、全体の3割強に達した。次に多いのがベトナムで2106人、さらに台湾(1966人)、ミャンマー(1684人)、韓国(1588人)が続く。香港は中・英両パスポート所持者を合わせて308人。これらのほか欧米からの留学生も引き続き堅調で、米国(1145人)、フランス(1138人)、ドイツ(940人)等が際立つ。

一方、ネパールは862人と比較的少なめだった。最近、同国は現地側のビザ発給の遅れなどにより新学期前後まで来日時期がずれ込むケースが多いことから、今回も日本語教育機関の入学月である10月に来日者が集中していたことが想定される。インドネシアは1108人だった。

 

※年間来日者数17万人超えへ 史上最多更新の公算も

 

上記を含めると、今年1月から9月までに新規入国した留学生は累計で140318人となった。こちらも昨年同時期(9月時点で約111千人)より25%増のペースで推移しており、実数では3万人近く増加している。

 

来日者の出身国・地域別では中国(38277人)を筆頭に、ネパール(26583人)、ベトナム(13299人)、ミャンマー(10253人)、韓国(6544人)が特に多く、上位5か国で全体の3分の2強を占める。これらに次ぐ米国(4980人)、台湾(4946人)、スリランカ(4928人)はほぼ同水準の数。さらにバングラデシュ(3106人)、インドネシア(2538人)、フランス(2361人)、ドイツ(1792人)、タイ(1703人)等も含め、千人以上の入国者を輩出した国・地域の数は16あった。香港は両パスポート所持者の合計で1189人だった。

 

なお、昨年(2023年)は10月から12月までの3か月間で約2万7千人が留学生として新たに来日している。過去に最も来日留学生数が多かったのは新型コロナウイルス感染症による入国制限が緩和された2022年の年間約167千人。今年10月以降の留学入国者数が昨年と同水準以上で推移すると仮定すれば、2024年は少なくとも年間17万人を超え、過去最多を更新する公算が高い。

 

 

2024-11-23 15:21:00

 

中国外交部は1122日、同国の渡航者向けビザ(査証)免除措置の適用国を拡大する方針を決定し、その対象に日本を含めると発表した。日本の一般旅券を所持する人が対象で、商業・貿易、観光、親族訪問、交流・訪問、トランジット等を目的に中国へ入国する人で滞在期間が30日以内の場合、ビザの取得を免除する。当面、202411300時から2025123124時までの時限措置となる。

 

日本人の中国訪問に際しては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴いビザ免除措置が暫定的に停止となった20204月までは、15日以内の短期滞在に限りビザが免除されていたが、今回は同措置による滞在期間が2倍に延びた形だ。学校関係者や日本人学生が、現地を訪れる際の利便性は格段に高まりそうだ。

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2024-11-23 15:19:00

 

~音声トラブルや列車事故踏まえ 対象者に通知へ~

 

文部科学省は今月17日に実施した令和6年度日本語教員試験について、一部会場で聴解試験の音声が聴こえない等のトラブルが発生していたことが判明したとして、影響があった受験者に対し謝罪するとともに、12月に再試験を行うと発表した。

 

音声調整トラブルが起こったのは、応用試験Ⅰ(聴解)の試験で、試験後に受験者からSNS等を通じて指摘が相次いでいた。再試験の対象となる会場は東京都のTOC展示会場とTKP新橋カンファレンスセンターで、両会場で受験した人はそれぞれ1472名と70名。対象者には試験事務局から直接通知され、再試験を希望する場合は案内される方法で申請を行う。再試験の日程は128日(日)、申請期限は1128日(木)。

 

これと併せて文科省では、北海道のTOC札幌駅カンファレンスセンターで受験予定だった3名に関し、当日JR函館本線が貨物列車脱線事故の影響で全線運休した影響により受験会場への来場が困難となった事情を踏まえ、同様に再試験を実施することも決めた。こちらの対象試験科目は応用試験Ⅰ(聴解)とⅡ(読解)。再試験に伴うスケジュールは上記と同様となる。

 

日本語教育機関認定法に基づき今年度から国家試験として始まった日本語教員試験は、開始初年度から再試験が実施される異常事態となった。受験者らの間では今回の決定を「皆の思いが届いた」と前向きに受け止める向きもあるが、再試験となる会場以外の受験者からも聴解の音声が聴きづらかったとの指摘が当初から出ており、「再試験をするのなら全員対象にしないと公平性が担保されない」といった声も根強い。再試験の出題内容や、当初試験との得点調整の有無等も、今後の焦点となる。

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【首都圏・関西圏 主要大学の留学生募集情報】

 

★拓殖大学 外国人留学生の方へ

https://www.takudai.jp/foreign_students/

 

★国士舘大学 入試案内 (外国人留学生選抜Ⅱ期 インターネット出願期間: 12/29

https://www.kokushikan.ac.jp/admission/undergraduate/

 

★駒沢女子大学 2025年度入学者選抜要項

https://www.komajo.ac.jp/uni/admission/admission_system.html?id=01**

 

★秀明大学 入試概要(外国人留学生)

https://www.shumei-u.ac.jp/admission/overview-international

 

★多摩大学 留学生選抜要項

https://www.tama.ac.jp/admissions/wp-content/uploads/2023/06/eab26b16838c3cfcb49f63cf0e4ac048.pdf

 

★大阪国際大学 入試情報サイト

https://oiuvoice.com/?_ga=2.179173476.1176320719.1687774045-782206422.1629854656

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【中部地区 主要大学の留学生募集情報】

 

★愛知大学 外国人留学生入学試験

https://www.aichi-u.ac.jp/exam/foreign

 

★中部大学 入試情報

https://www.chubu.ac.jp/admissions/

 

★静岡産業大学 受験生サイト

https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/

 

★名城大学 入試情報サイト

https://www.meijo-u.ac.jp/admissions/

 

★中京大学 外国人留学生入学試験要項

https://nc.chukyo-u.ac.jp/conts/wp-content/uploads/gaikoku_nyugakuyoukou2025.pdf

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★「留学生論文コンクール2024」応募受付開始!(大学セミナーハウス主催)

応募締め切り期限: 20241124()まで!!

論文テーマ:留学体験で見えた新たな課題を考える 

文字数:日本語で2,000字以上、4,000字以内

金賞…表彰状及び賞金 10万円(1本)、5万円(2本)、3万円(3本)

論文は下記の申込フォームから必要事項と共に登録してください。

▶論文提出先→ https://forms.gle/zAqkHRpLi4ihrpNY6

▶募集要項→→ https://iush.jp/internationalstudents/thesis/2024_outline

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2024-11-19 13:42:00

国家資格として創設後、最初の試験となる令和6年度日本語教員試験が1117日、全国8地域12会場で一斉に行われた。文部科学省によると、試験は全会場で予定通り終了したという。試験の出願者数は18387人。試験結果は1220日に各受験者に通知される予定で、前後して最終的な受験者数・合格者数も明らかになる見通しだ。

 

当日は、基礎試験と応用試験Ⅰ(聴解)・Ⅱ(読解)が行われた。今試験は紙ベースでの実施となり、試験問題については試験終了後に受験者が問題冊子を持ち帰ることは不可とされた。

 

文科省では今後、日本語教員試験の受験機会を拡大するため、中長期的に試験のCBTComputer Based test)化を検討していくとしていて、第1回試験の内容がそのベースとして活用され得ることなどから、今回の試験問題は一切公表しない扱いとする方針だ。なお、CBT化へ移行する時期は現時点で未定だという。

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2024-11-18 13:26:00

 

EJUの受験有無や会話力、進路希望等をベースに多彩な入試制度~

 

留学生の在籍総数が1400名を超え、全国でも有数の受入れ実績をもつ拓殖大学(東京都)では、現在、来年4月入学を希望する外国人留学生向けの募集を実施している。同大学は開学時から台湾等アジア地域と深い繋がりをもち、創立120年の歴史を擁する「国際大学のパイオニア」で、歴代の校長・学長には著名人が名を連ねる。現在、東京都内の2キャンパスに5学部(商・政経・外国語・国際・工)15学科を設置しており、各学科において外国人受験者向けに門戸を開いている。

 

留学生を対象とする入試では、受験生がそれぞれの得意分野を活かしながら、自分に合った試験を選べるよう、4つの入試方式を設けた。具体的には、①拓殖大学が第1志望で会話が得意な受験生向け「自己推薦入試」のほか、通常の「外国人留学生選抜」として②EJU(日本留学試験)を受けていなくても受験が可能な「A方式」、③EJUで高スコアの受験生が有利な「B方式」、④卒業後に日本での就労意欲があることが条件の「C方式」がある。

 

この内、EJUの結果を入試判定に活用する試験は③と④、EJU受験が出願の要件とはなっていない試験は①と②で、受験生はEJUの受験の有無やスコアをもとに、自分が能力を発揮しやすい入試方式をあらかじめ選択することができる。また筆記より会話が得意な人は①を、将来日本で就職・起業を目指す方向性が明確な人は④をそれぞれ選ぶことで筆記試験が免除され、EJU以外、当日の試験は面接(口頭試問)のみとなる。あらゆる留学生が、いずれかの入試で受験機会を得られるよう配慮しているのが大きなポイントだ。

 

また拓殖大学は私費留学生に対する経済支援策も充実させており、給付型奨学金のほか、授業料減免制度も合わせると、何らかの奨学金を受給している留学生の割合が全体の95%に上る。学費は4分割での納付が可能で、入学手続き時等の費用負担を軽減することも可能だ。

 

なお、学びのトピックとしては、2025年度から政経学部の中に「社会安全学科」が新たに開設される点が特筆される。昨今、日本や世界で注目されることが多い防犯・防災を中心テーマに学ぶ学科で、すでに留学生の応募者も出ているという。

 

拓殖大学の5つの学部と留学生活、及び留学生選抜に関する詳しい情報は下記「受験生サイト」より参照できる。

 

※「拓殖大学 受験生サイト」

★拓殖大学より外国人留学生の方へ

https://www.takudai.jp/foreign_students/

 

★拓殖大学 2025年度選抜の概要について【外国人留学生選抜】

https://www.takudai.jp/nyushi/examination/index.html

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