インフォメーション
~厚労相が来年度開始に言及、留学生等の中長期在留者向け~
来年度以降、中国やベトナム等からの留学生が日本へ入国する際には、入国前の結核検査が求められる見通しとなった。武見敬三厚生労働大臣が先の参院厚生労働員会で、公明党議員からの質問に対し、一部国からの中長期在留者を対象とする結核スクリーニングに関し、来年度中の開始に向けて調整中と答弁した。
結核スクリーニングはすでに平成2年時点で、厚労省と外務省、出入国在留管理庁(入管庁)がガイドラインを定めており、調整の整った対象国から順次実施するとしていた。同ガイドラインによれば、対象となるのはフィリピン、ベトナム、中国、インドネシア、ネパール、ミャンマーの6か国で、いずれも日本入国後、在留中に結核と診断された外国人患者数の多い国だという。スクリーニングの流れは、日本入国前に日本政府が指定した現地の医療機関で、申請者の自費により受診してもらい、入管庁に在留資格認定証明書(COE)を申請する際に「結核非発病証明書」の提出を求める。国費留学生などCOEの対象外となる人は、ビザ申請時または別の指定時期に提出する。万一結核に罹患している場合には、入管法の感染症予防の規定に基づき上陸拒否の対象となる。
なおガイドラインの作成時点では、JETプログラムの参加者やJICAの人材育成奨学計画(JDS)により来日する留学生等は当面の間、スクリーニングの対象外とされているが、実際の運用がどうなるのかは不透明。具体的な開始時期などは、開始日の概ね3か月前から公表される見通しだ。
★「留学」分野で多様な学習者への配慮求める
~文化庁、日本語教育課程編成の指針案に追記~
文化庁は認定日本語教育機関が日本語教育課程を編成する際の指針について、新たな修正案をまとめた。11月24日の国語分科会日本語教育小委員会でも提示される。同指針は各機関が「留学」「就労」「生活」など言語活動ごとに、学習の到達目標に対応した教育内容・方法や評価基準等を明確にするためのものと位置付けられている。全般的に、日本語教育の共通指標となる「日本語教育の参照枠」への理解を深め、各分野の特性を踏まえた教育内容を工夫するよう求める内容となっているが、修正案では「留学」分野に関しても新たな内容が一部追記された。
これまでワーキンググループにおける議論の過程で、「留学」分野においては特に多様な国籍の学習者がおり、学習目的や教育課程も多様であることへの配慮を求める声や、3類型の区分によって学習者個人の進路が狭められないよう留意が必要との指摘が出ていた。これを踏まえ指針の修正案では、▶目標とする到達レベルは教育課程の設置目的や学習者(生徒)の背景等を勘案し総合的に設定する、▶漢字を含む文字指導は漢字圏・非漢字圏(の違い)や年齢、習得の状況等を踏まえ適切な学習時間を確保する、といった文言が盛り込まれた。また学習時間は「月ごと」だけでなく「週ごと」等の偏りがないよう留意することにも言及している。
また新指針案では「レベルの到達や教育課程の修了等に求められる成績の判定についても透明性が求められる」として、参照枠のレベル設定を参照しながら、成績判定の際の評価方法・基準を適切に定め、学習者に対し明示するよう求めた。
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「留学生新聞」電子版 好評配信中!!
★中国語版最新11月15日号 配信中!
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★ベトナム語版最新2023年秋号 配信開始!
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【注目!主要大学の2024年度留学生入試情報】
★大東文化大学 大学院 進学情報
https://www.daito.ac.jp/education/graduate_school/
★神奈川工科大学 外国人留学生試験:出願受付中! (11/24締切!)
https://op.kait.jp/admission/foreigner/
★愛知大学 外国人留学生入学試験募集要項
https://p1.ssl-dl.jp/dl/53338-89bc53da0d534600098c10d8796df150
★静岡産業大学 外国人留学生入試
https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/admissions/requirements/tokubetsu/
★多摩大学 入学者選抜(受験生サイト)
https://www.tama.ac.jp/admissions/exam/
★立教大学 入試情報サイト
https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/
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~「インターナショナルジョブフェア東京」進学フェアにて、東専各協会~
東京都専門学校各種学校協会(東専各協会)では、今週末に東京都内で開催される「インターナショナルジョブフェア東京2023」の進学フェアコーナーにおいて、留学生入試に関する独自のセミナーを開催する。大学と専門学校で異なる留学生入試の出願方法や中身についてわかりやすく解説するもので、来春進学を目指している日本語学校生や、進路サポートを行う教職員らの参加を歓迎している。
各大学や専門学校では目下、2024年度入試の真っただ中だが、留学生の間では進学への取り組みに個人差があり、まだ進路先が定まっていない学生も多い。中でも専門学校への進学希望者については、出願に際し求められる要件や日本留学試験(EJU)の扱いが大学とやや異なる面もあることから、今セミナーでは双方の違いも踏まえ、受験に至る手順から出願時の注意事項、情報収集の方法まで基本的な対策をアドバイスする。
同セミナーは「まず知っておきたい留学生入試の基本情報」と題して、11月24日(金)の11時30分から、東京都立産業貿易センター浜松町館の3階「進学フェアホール」内(セミナー会場H)にて行われる。なお進学フェアでは当日、他の時間帯に留学生の進路選択ポイントや日本留学試験対策に関するセミナーも予定されている。
また東専各協会では同24日に別の会議室で、学校関係者を対象に、留学生向けの就職サポートを主題とするセミナーも同時開催する予定だ。こちらの会場は東京都立産業貿易センター浜松町館の4階会議室で、14時から30分ごとに4回に分けて行う(各回定員80名)。詳細はE-mail:rshien@tsk.or.jp まで。
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★「インターナショナルジョブフェア東京2023(高度外国人材・特定技能転職・就職フェア)」
外国籍人材を採用する企業や団体・自治体など約100社・機関が出展!
◎会期:2023年11月24日(金):10時-17時/11月25日(土):10時-16時
◎会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
※公式サイト https://inter-jobfair.jp/
※出展企業・機関一覧 https://inter-jobfair.jp/companylist/
※来場事前登録 https://inter-jobfair.jp/registration/
※お問い合わせ e-mail: inter@innovent.co.jp
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~技能実習から移行の新制度で 政府有識者会議が「たたき台」再修正~
技能実習・特定技能制度に関する政府の有識者会議は11月15日、技能実習制度を廃止し移行する新たな人材育成制度について、最終報告書の提出に向けた詰めの議論を行った。会議で提示された最終報告書の「たたき台」では、対象者に求める日本語能力に関して、前回案を再び修正し、各受入れ分野において「より高い水準の試験の合格」を要件とすることも認める方針を追記した。新制度では外国人が従事できる業務の範囲を特定技能の分野と同一としているが、分野の特性などによって要求される日本語能力に相違があることや、現行の技能実習制度における取扱いも踏まえたものとみられる。
前回までに有識者会議がまとめた案では、日本語能力について、①就労開始前にA1相当以上【日本語能力試験N5等】合格又は相当の講習受講、②新制度から特定技能1号への移行時にA2相当以上【日本語能力試験N4等】合格(当分は相当の講習受講も可)、③特定技能2号への移行時にB1相当以上【日本語能力試験N3等】を求めたほか、転籍を認める要件にもA1相当以上【日本語能力試験N5等】合格を課していた。
一方、今回の再修正案においては、上記いずれの段階においても「各受入れ対象分野でより高い水準の試験の合格を要件とすることを可能とする」ことが新たに盛り込まれた。政府が国策として掲げる「外国人との共生社会の実現」を目指す上でも、制度見直しにあたっては、外国人材の日本語能力が段階的に向上する仕組みを設けることが重要との方向性をにじませた形だ。
※技能実習に代わる新制度の名称は「育成就労(仮称)」
このほか「たたき台」の再修正案では、現行の技能実習制度から移行する新制度の名称を「育成就労(仮称)」とし、「特定技能1号」に移行するまでの育成ルートと位置付ける方針も示した。「特定技能」は特定産業分野における人材確保を目的とするが、「育成就労」はその前提となる人材育成を担うイメージだ。また「育成就労」の受入れ対象分野については、現行の技能実習制度の職種を機械的に引き継ぐのではなく、新制度の趣旨を踏まえた上で、特定技能の対象分野に限定する形で、新たに設定し直すとした。
今会議までに有識者会議による制度見直しに向けた議論は、ほぼ最終的な結論が出尽くした形となり、近く政府への提言として最終報告書が提出される見通しだ。
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【注目!主要大学の2024年度留学生入試情報】
★立正大学大学院経営学研究科 留学生対象入試(12月入試):出願受付中!(11/22まで)
https://www.ris.ac.jp/faculty_graduate_school/graduate_course/message.html
★大東文化大学 大学院 進学情報
https://www.daito.ac.jp/education/graduate_school/
★愛知大学 外国人留学生入学試験募集要項
https://p1.ssl-dl.jp/dl/53338-89bc53da0d534600098c10d8796df150
★静岡産業大学 外国人留学生入試
https://www.ssu.ac.jp/for-applicants/admissions/requirements/tokubetsu/
★多摩大学 入学者選抜(受験生サイト)
https://www.tama.ac.jp/admissions/exam/
★神奈川工科大学 外国人留学生試験:出願受付中!
https://op.kait.jp/admission/foreigner/
★立教大学 入試情報サイト
https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/
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★「インターナショナルジョブフェア東京2023(高度外国人材・特定技能転職・就職フェア)」
外国籍人材を採用する企業や団体・自治体など約100社・機関が出展!
◎会期:2023年11月24日(金):10時-17時/11月25日(土):10時-16時
◎会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
※公式サイト https://inter-jobfair.jp/
※出展企業・機関一覧 https://inter-jobfair.jp/companylist/
※来場事前登録 https://inter-jobfair.jp/registration/
※お問い合わせ e-mail: inter@innovent.co.jp
★同時開催!「学校関係者対象セミナー」(留学生就職サポート)
「インターナショナルジョブフェア2023」会場にて11月24日のみ開催します。
留学生の就職支援に即役立つプログラム満載!
●開催日:11月24日(金)/●会場:東京都立産業貿易センター浜松町館4階会議室
●所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝
●当日のスケジュール
- 14:00~14:30 いまさら聞けない留学生へのキャリア指導
- 14:45~15:15 就労ビザ手続きに関する基礎
- 15:30~16:00 留学生が日本で『輝く』『活躍する』ためにー教育機関がするべき留学生就職サポートとは?ー
- 16:15~16:45 意外と知らない技人国と特定技能の裏の裏※「技人国」とは在留資格「技術・人文知識・国際業務」の略称。
◎セミナーに関するお問い合わせ先:e-mail rshien@tsk.or.jp
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~ロシア・ウラジオストクは実施都市から除外~
日本学生支援機構(JASSO)は2024年度に実施する日本留学試験(EJU)の概要を決定した。試験は6月16日(日)と11月10日(日)の2回行われる。国内外の予定会場では、国内が東京都、大阪府など全国17都道府県で、国外はここ数年中止が相次いでいたロシア・ウラジオストクが実施予定都市から正式に除外された。これに伴い、国外の実施国・地域はアジア13か国・地域の17都市で、この内、単一国で複数都市の会場が設けられるのは、インドネシア、韓国、タイ、ベトナムの4か国。中国は香港のみとなる。
オンラインによる試験結果の公表と大学等からの成績照会は6月試験が7月24日から、11月試験が12月20日から開始される。
※23年度の試験は終了 24年度入試に向けた動向が大詰めに
一方、今年度のEJUは、先週末(11月12日)に行われた第2回試験をもって終了しており、12月22日に結果が公表される。これを踏まえ、2024年度入試への出願を目指す留学生の動向が、年末年始を挟んで大詰めを迎えそうだ。今年度はコロナ禍での水際緩和後に来日した留学生らを含め多数の入学予備軍が日本語教育機関等に在籍するが、一方で出願の締め切りが早い大学等における留学生入試の出願状況には、伸び悩みの傾向もみられる。地域によっては「漢字圏ではないエリアの留学生が想定以上に増えたこともあり、日本語力がまだ進学レベルに到達できていない」とか「EJUの出来や結果を見極めた上で、進路先未定の学生にアドバイスしたい」(いずれも日本語教育機関関係者)といった声が出ていて、今後、志望先の変更や受験先の追加も例年以上に上ることが見込まれる。
★日本語教員試験の手数料額等を正式に公布
政府は日本語教育機関の認定等に関する新たな法律について、その実施を図るための施行令を11月10日付けで官報に掲載し、正式に公布した。新法では「日本語教員試験を受けようとするものは政令で定める額の手数料を国に納付しなければならない」と定めており、これを受けて出た施行令案ではその額を1万8900円に定めたほか、基礎試験・応用試験免除の場合は5900円、これらの内いずれかが免除の場合は1万7300円としていた。今回施行令が正式に公布されたことに伴い、上記の手数料額が確定した。
さらに認定日本語教育機関で日本語教育を行うために必要な、実践研修の手数料は5万900円とした。また日本語教員試験に合格し実践研修を修了した場合に「登録日本語教員」に係る登録を受ける際の手数料は4400円に、登録証の再交付や訂正は2500円に、それぞれ設定された。
★ASEANからの留学生受入れ・定着に補正予算10億円
文部科学省は今年度の補正予算案で、ASEAN諸国からの留学生の受入れを促進・定着させるためのシステム構築予算として10億円を盛り込んだ。政府が先に制定した「J-MIRAI(未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ)」において目指す留学生の受入れ地域多様化で、特に東南アジアを重視していることも踏まえ、受入れから定着まで一貫したリクルート環境を整えるとしている。国際的なオンライン教育プラットフォーム「JV‐Campus」を基盤に、留学生と日本の大学や企業等が一体でつながる新たな枠組みを構築するほか、ASEAN地域の大学との間で単位認定が可能な教育教材等、共同コンテンツの開発を支援することも謳っている。
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★愛知大学 外国人留学生入学試験募集要項
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★多摩大学 入学者選抜(受験生サイト)
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★神奈川工科大学 外国人留学生試験:出願受付中!
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- 16:15~16:45 意外と知らない技人国と特定技能の裏の裏※「技人国」とは在留資格「技術・人文知識・国際業務」の略称。
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11月10日,中国驻日本使馆举行2022年度国家优秀自费留学生奖学金颁奖仪式,吴江浩大使为获奖学生颁发获奖证书,教育处杜柯伟公参介绍在日留学生获奖情况。2022年度获奖学生代表和2019-2021年度的部分获奖学生、日方导师、评审专家及留学生代表共80余人参加活动。
(吴江浩大使)
吴江浩大使在致辞中向全体获奖学生表示祝贺,对学生导师的悉心指导、评审专家的辛勤工作表示感谢。吴江浩指出,党和国家高度重视广大留学人员。习近平总书记在致欧美同学会成立110周年的贺信中,强调“希望广大留学人员弘扬留学报国传统,爱国为民,自信自强,开拓奋进,开放包容,投身创新创业创造时代洪流,助力中外文明交流互鉴,在推进强国建设、民族复兴伟业中书写人生华章。”这充分体现了习近平总书记、党和国家对新时代广大留学人员的亲切关怀和殷切期待。希望同学们积极响应习近平总书记的号召,以获奖为契机,继续弘扬留日学子留学报国的光荣传统,刻苦学习钻研,早日成为具有家国情怀、胸怀天下的新时代青年,为中国式现代化和中日人文交流做出应有的贡献。
(杜公参)
(评审专家代表赵新为教授)
评审专家代表东京理科大学赵新为教授表示,近几年获奖同学的成果、水平一直在逐步提升,希望同学们将从日本导师身上学到的对待研究的严谨态度,和我们的勤奋精神结合起来,在学业奋进中更上一层楼。
(导师代表内山真神教授)
导师代表东京大学内山真伸教授深为自己的学生获得奖学金感到骄傲和高兴,称赞中国留学生学习认真、勤奋刻苦,表示将继续开展中日学术交流合作,接受并指导更多的优秀中国留学生。
(获奖学生代表)
获奖学生代表大阪大学基础医学专业博士生刘亚飞表示,感谢国家对留学人员的鼓励和关怀,今后将带着这份荣誉与责任,刻苦学习,积极参与中日学术交流合作,争取早日学以致用,为中华民族的健康乃至全人类的健康做出贡献。
(获得特别优秀奖的学生)
“国家优秀自费留学生奖学金”由中国政府于2003年设立,旨在奖励学业优异的自费留学人员。至今已约有1万名海外留学人员获奖,其中在日自费留学人员获奖人数近600名。2022年度在日留学人员共有34人荣获“国家优秀自费留学生奖学金”,其中1人获得特别优秀奖,为优自奖设立以来在日留学生首次获此殊荣。